視察二日目です。

二日目は大和郡山にて、
不登校対策総合プログラムを見学。
どこの自治体も不登校対策はおこなっているとは
思いますが、
ここでは学科指導教室「ASU」(あゆみ スクエア ユニバース)
という不登校状態の児童生徒が通って
勉強、カウンセリングなどを受けることができる施設を展開しています。
ここでの特筆すべき点、
それはここから高校受験をすることが可能であるという点ではないでしょうか。
本来、テストがどんなに良い点でも出席が少ないとトータルで見た場合、
良い評価点にはなりません。
これは受験には大きな障害となります。
出席:テストは1:1であることが多いため、
不登校の子どもは出席日数が大きな壁となるのです。
ASUだけの教員がいて、
不登校だからといって点数を甘くつけるようなこともありません。
良い施設です。
藤井まななりの問題点の検証としては
このASUが定住の地になってしまうような感覚を受けることでしょうか。
この問題はとても繊細です。
引きこもりにならないように、学校にもどれるように、
他の子どもと同じように受験できるように。
子どもたちの気持ち、気持ちの変化、バランス感覚が重要になってきます。
繊細かつ難しいテーマであり世田谷に戻ってもしっかり検証していきたいと思います。

ASUの建物は郡山城跡のなかにある一見すると郷土資料館のような心引かれる建物でした。