さて本日から文教常任委員会の視察です。
初日の今日は大阪府寝屋川市の三井小学校(みいしょうがっこう)
の小中一貫教育施策と英語教育特区、ICT教育について視察してまいりました。
先日、品川の小中一貫教育を視察してきたことはブログで紹介したとおりです。
比較してみるのも面白いかもしれません。
さあ内容ですが、書くべきことが多すぎてどうしたらいいのかと悩んでしまいます。
まず前提としてあくまで寝屋川であって世田谷ではないということをしっかり頭にいれつつ
検証していかなければなりません。
世田谷と違い塾に行く子どもはあまりいないようです。
まず九年見通したカリキュラムですが世田谷が品川のように校舎も一緒にして
とおして9年間を作るというなら品川をまねしたほうがいいですし、
寝屋川型のように、学校を一緒にしないなら大きく参考になると思います。
(今のところ世田谷は校舎は一緒にするつもりは無し)
中学校の先生が小学校に交流にきたりするのはすぐにでもマネすることができます。
初日の一番特筆すべき点はICT教育でしょうか。
その前に英語教育特区のはなしを少し。
英語の時間は担任の先生と英語の先生二人、
(一人は専属、もう一人は2つの学校をかけもちする非常勤)
と大変充実した環境で授業。
教室内にはじゅうたんがひかれ、
机、イスはまったくなし。体を自由に動かして英語を覚える。
まるでお金はらっていっている英会話教室みたいな雰囲気。
そしてICT教育ですが、
私も世田谷区の駒沢小学校に臨時職員として働いていたときに
パソコンの授業のお手伝いをしたのを覚えていますが、
三井小学校の子ども達はレベルが違います。
先生は特注のキーボードを作ったり
(子ども達は強く叩きすぎるのでノートパソコンの上にキーボードをのせている画像参照)
下に出来上がったもの例を載せておきますが
レベル高いです。
キーボードの早打ちコンテストでもこの小学校は毎年よい成績を残しています。
会社はいって即戦力で戦えるんじゃないかと思ってしまうほどです。
また家でパソコンを使う子も大変多いそうで、
実社会に即した教育となっているようです。
さあこれらの取組どういかしていけるのか
今から研究です。

英語の授業風景です。

先生が考えたキーボード

生徒が作った新聞。