残念!!
本当に残念!!!
カメラを持っていかず画像が載せられません!
せっかく偉大な方にお会いできたのに・・・
今日は元サッカー日本代表監督、岡田武史さんの
お話を聞くことが出来ました。
世田谷学園の同窓会総会に出席したあと
スペシャルプログラムとして
岡田武史、「チーム作りと選手の育成」
というタイトルで講演いただきました。
岡田監督の言葉は印象的なものが
非常に多く特に強烈だったのが
「選手を育てる」なんてことはおこがましい
「選手が成長するのを邪魔しないことが重要」なんだ
という言葉でした。書けばきりがないほど
印象に残った言葉は沢山あります。
「今の教育は手をかけすぎ」
「スランプのときいくらアドバイスしてもダメ」
「誰かがやってくれるだろうなんて考えるな」
「情熱的な監督はいらない」
そして
「淵黙雷声」です
これは岡田監督が永平寺に訪れたときに
お坊さんから聞いた言葉だといっていましたが
弟子 「お釈迦さま、悟りとはなんですか?どうすればいいのでしょう」
釈尊 「・・・・・・」
淵黙は深い沈黙
雷声とは字のごとく雷のような声
つまりこのとき弟子は深く沈黙したお釈迦様が雷のような声を発したかのように
錯覚したという話です。
悟りの何たるかを考えるのではなく
悟りに向って進むことが大切である
ということなのです。
人は時として発する言葉より意味深い沈黙がある
深い、非常に深いお話です。
さらに岡田監督はサッカー教育の基本は「われ窓理論」
だとお話になったのです。
「われ窓理恵論」・・・そう私達のNPO「きれいなまち」
で落書消しがいかに大事かを説明するとき必ずお話しする
「われ窓理論」
「われ窓」をそのままにしておくとその地域が荒んでいく
「われ窓」をなくすことで町の環境美化だけでなく
犯罪発生率も減ると私達のNPOでは考え活動しておりますが
岡田監督はそれをサッカーに置き換え、環境を整え
選手が自然と成長することが重要である、
指導者は選手が成長するのを邪魔してはならないという
考えで監督業を行ってきたそうです。
いままでサッカー監督として尊敬してきた岡田監督、
一人の人間、「岡田武史」としても尊敬してやまない
人物です。