都市整備常任委員会20240206

1枚目画像のレジメを見ながらお読みいただければと思います。

（1）議案

①補助26号線（代沢1〜北沢1）に関する地区計画は前回の委員会でも報告がありましたが、計画を決めるにあたり周辺の建築物などが高さ制限や消防空間の確保などの法令改正が必要ということで議案となりました。

②これまで議会で主張してきたことが条例化されることになりました。表題の条例の中に「一時停車空間」（荷捌きスペース）の設置が条例化されます。詳細は2枚目の画像をご覧ください。そのほかにも、環境空地にベンチ設置を誘導したり、保育所設置協議の廃止などが盛り込まれました。

報告

①、②はこの委員会で何度も報告がありましたが、高額家賃滞納者への支払い訴訟に関して先決処分で対応したという内容です。

（2）表題の計画策定に向けて区民の皆様にパブリックコメントを行った内容などが報告されました。計画策定は3月となります。

（3）上記の基本計画と合わせ令和9年までのプラン案が報告されました。人口減少、ふるさと納税による100億円減収など多様な主体との連携強化、経営資源の最適化などの対応策が盛り込まれました。

（4）それぞれの委員会が所管する外郭団体の将来ビジョンが報告されておりますが都市整備委員会では一般財団法人トラストまちづくりに関しての報告です。今後、公益財団法人を目指すことなどが改めて報告されました。私はこれまで財団独自の自主財源獲得の努力をせよ、天下りは廃止せよ、課長ポストを減らしその予算で現場の人員の確保に努めよと進言してきました。公益法人になると税制優遇措置が取られるので財源確保に向けた新たな取り組みができるので方向性には賛成ですが、公益法人になると仕事量が格段に増え本来業務を圧迫するという事例を何度か見てきた経験から対処法を注意するように意見しました。

（5）課の移動、名称の変更など詳細割愛

（6）先決処分でも触れましたが都市整備領域での債権は滞納家賃

（7）今までの考え方に令和6年はデジタルプラットフォームの活用が盛り込まれました。7月に叩き台報告、策定は来年の3月となります。

（8）企画総務委員会での議案で都市整備に関係するので説明がありました。規定の整備となります。

（9）これまでの耐震化支援は昭和56年の新耐震基準以前以後に分けられていましたが、新たに2000年基準の前までの木像建築物にも支援が受けられるようになりました。助成を受けたい、また詳細が知りたい方はご連絡下さい。

（10）以前の委員会でグリーンインフラの定義付けなどの報告がありましたが、ガイドラインの策定に関して区民アンケートを行った内容などが報告されました。「グリーンインフラ」を知っていたのはたった9％。そもそもアンケートに答えていただけるのは区政に興味がある方達だということを考えるとさらに数字は低いことが予想されます。

（11）緑率33％を2032年（区政100周年）までに達成するという大きな目標を立てていましたが、ほぼ不可能が近づいてきました。意味があるのか疑問です。

（12）緑化助成制度が拡充されます。ブロック塀除去、駐車場緑化のご案内をしてきましたが助成金額が上乗せされます。4月1日から。

（13）都立祖師谷公園が広くなり総合公園となります。

（14）北烏山七丁目の旧岩崎学生寮の基本構想が報告されました。園路、ベンチ、トイレなどを設置しつつ特徴となる樹木は保存し人と生き物がふれあう緑地づくりを進めることになります。

（15）（16）玉川野毛町公園の施設管理事業者の公募など

（17）テレビ朝日のテレビ取材が入る多くの方が注目する等々力渓谷の今後について。倒木から立ち入り禁止になっておりますが作業状況などが報告されました。23区唯一の渓谷がそのままの形で残っていることで重機が入れることができず、作業に時間がかかり全面解放は令和9年以降となる内容でした。理解はできますが、敷地の外側から重機で作業するなど工夫を凝らし作業の短縮を目指すべきと計画の短縮を意見しました。テレビのニュース映像を見ていないのでもし見た方はご連絡下さい。

（18）スポーツ施設ができます。サッカー・テニス・スケボーなど。3月に基本設計の説明会、完成は令和8年を目指します。

（19）桜新町駅近くのパーキングメーターに駐車したところ枝で車が傷ついたという内容。示談交渉中。

（20）都と区の計画期間にずれが生じているので区の計画を2年延伸し都の計画と合わせるという内容です。

（21）4年間で11路線2.6キロ整備します。詳細な場所が知りたい方はご連絡下さい。

（22）下北沢駅前でポールが折れており、その根本部分が残っており、つまづいて全身打撲された区民の方がおられました。示談交渉を進めていきます。