一昨日に開催した特別委員会の内容の詳細です。
項目が2つですが3時間半にわたる委員会となりました。
レジメをご覧になりながご覧下さい。
(1)遅延金として契約の3%しか支払わないと言ってきた大成建設に対して世田谷区担当は1期工事分の3%である3億6000万円に加えて技術提案不履行違約金4億1500万円、違約罰として1億3800万円を請求するということやその考え方を合意書にまとめた報告でした。
という質疑には
そこまで予測できなかったなどの答弁がありました。
また、大成建設は約款の解釈を変更して支払いに応じたこと、この1期の合意書が2、3期工事も同じ解釈で金額を出すという答弁もありました。今後、この考え方を議決することになります。
(2)スライド条項で金額が上がることや防火区画仕様の変更など14億円の増額が報告されました。スライド条項は遅延したことで本来発生しなくてもよいお金になる、仕様の変更は後からなんでも追加できるならば、当初の落札金額を下げて仕事を獲得し、後から変更することが可能ということで委員からは不満の意見が多く出されました。
多くの意見や資料の請求、区の認識など答弁が不十分なことが多く、
委員会終了後には担当課長に早急に改善策を提案する様に指示しました。