一般質問答弁編昨日行った本会議場でのやり取り、
昨日の文章編に続きその答弁に関して
簡単に要約した内容を書きます。
1問目の労働報酬下限額1220円へ引き上げを求めた質問に対しては、
私の意見もしつつ、もうすぐ提出される公契約適正化委員会答申を見ながら12月下旬の企画総務委員会まで判断して決めていくという内容です。適正化な積算を求めた質問では最新の公共基準単価の動向や市場調査に基づいた積算を行なっていく、さらには効果的なダンピング対策、変動型最低制限価格制度の来年度から導入するという答弁でした。
変動型最低制限価格制度関して、来年度なる前の来年2月からの定例会で意見を言うために研究してまいります。
医療費と帯状疱疹ワクチンついての質問の答弁は
新型コロナ感染症に係る医療給付費などが増加したことが81億円にも上る国保への一般会計からの繰入れなったと説明がありました。ワクチンに関しては定期予防接種ではないため国や都の動向を注視しながら検討していくと答弁がありました。昨日の質問文章読んで頂ければわかりますが、国や都の動向とは関係なく、23区中10区が導入検討をしています。これまた説得材料を集め、2月〜3月の議会で発言して参ります。
教育に関しての答弁
今回のやりとりで小中学校現場では教員が月平均50時間以上の残業が行われているということ、世田谷区は残業を45時間まで抑えるという目標を持っていること(45時間でもかなりの残業です)がわかったことは収穫でした。これは輸送業など特定職種を除いて45時間以上の残業が労働基準法で禁止されていることが一つの基準なっていると思われますが、言うまでもなく教員は労働基準法縛られない何時間でも残業をさせていい職業です。今後はこの時間配分の研究をして、1時間ずつそくした時間削減の提言を行っていこうと思います。
死蔵されている関しては「常に依頼しております、問題があれば検討します」問い答弁でありましたが、できていれば学校に予想もつかない規模で不要な物品が死蔵されているわけはありません。ただ、議会で初めて取り上げた問題ですので、教育委員会が「まずい」と思ってくれればこの質問をした意味があります。まずは出方を見つつ、今後の対応を考えていこうと思います。
特別支援教室の現場が忙しすぎるとうなので人員増、環境整備求めさらに今年度から利用期間が一年と明記された件でこ「原則1年」を撤廃せよとの質問の答弁では、一律に1年で指導期間が終わるわけではないが、都教育委員会に対して、改善の要望をしてまいります。との答弁でこれは合格かなと思います。
最後の障碍者政策では予算が10年前は172億円、5年前は231億円、令和4年度は約290億円と推移しており、急激な伸びを示していることが改めて理解できました。最も力を入れてきた分野ですから、実績が上がっている数字は重要ですが、それでも全ての関係者が納得できる状況には程遠いこともまた事実です。特にサービスや手当などは一定ところに線引きがなされており、その内側ろ外側では天と地の差ほどあると感じている方もいらっしゃいます。2問目今回も精神障碍2級の手当について質疑しました。1級貰えて2級が貰えない、ここに目に見える線引きがされています。改めて手当支給と無理ならばサービス支給増を求めました。令和5年度上期に審査会に回答する期限があります。それまでには新たな発表があるはずです。動向を注視してまいりたいと思います。
以上が今回の答弁まとめです。
ご意見などございましたらお待ちいたしております。