本日は午前中から区民生活常任委員会を傍聴しました。
外郭団体の経営状態を聴取する会議でした。
大きな問題があると感じたのは前々から団体の経営に関して、
問題があるという意見を議会で発言している
シルバー人材センターについてです。
近隣区に比べますと
登録している方の男女比が大きく違うと報告がありました。
女性の比率がかなり低いということです。
これはなぜなのかという議論がありましたが、
その中で山田会長からは
「女性は意識が低いから」
という発言があり、
区側からもこの発言には修正がありませんでした。
仮にそう思っていたとしても
口に出して発言するのは控えるべきであると私は思っています。
そして女性がシルバー人材センターに登録しない、
働く場を求めていないのは
意識が低いからではありません。
はっきり言い切りますが、
シルバー人材センターに魅力がないからです。
そもそも会員を増やしていこうという努力が感じることが
できませんし、
女性が生きがいを持って働く現場を十分に用意できているとは
思えません。
自分の団体が努力もしていないのに、
団体のトップが
女性は意識が低いと発言するのは大きな問題です。
意識が低いのは山田会長の方であり、
このような人物が組織のトップだと思うと唖然とさせられます。
しかもシルバー人材センターは
世田谷区からの1億円近くの補助金なしでは運営できない
経営状況です。
区民の血税がこのような人物の報酬に使われているかと
思うと個人的には許すことができません。
即刻辞職していただきたいと思います。
また事務局長からは
前々から意見してきた陶芸教室に関して
理事会に決めて頂いたという
第3者的立場での発言が多く、
事務局のトップとしての
「意識が低い」
のではないかと感じました。
いずれにしても補助金のあり方含め、
問題の多い団体であると改めて感じる委員会となりました。