岐阜市のいじめ対策について
世田谷区議会文教常任委員会の行政視察、
岐阜市の精華中学校へ行ってきました。
岐阜市では令和元年7月にいじめを苦に自死する
痛ましい事件がありました。
二度と同じことが起こらないように、
全校にいじめ対策監を配置し、
ブロックごとに主任いじめ対策監を配置するなどの
取り組みをすすめてきました。
また、スクールカウンセラー、スクールロイヤーとの連携などを行い、
様々な角度から対応できるように取り組んでいました。
校内も見学させていただいた写真を掲載します。
私が見ているのは教室内に貼ってあるいじめに対する紙です。
各教室に貼ってあるところに本気度がうかがえます。
1枚目の写真でなぜ毎月3日なのかというのは令和元年7月3日に生徒が自死したからで、
月命日に必ず「いじめを見逃さない」強い思いを感じました。
簡単な気持ちでやってしまう加害者側に対してはどのように取り組むのかなど
私から岐阜市教育委員会に質疑し意見交換などをしましたが、
それらの内容は今後の区議会でお話しようと思います。
いじめはいつの時代もなくなりませんが、
常に努力する姿勢を大人が見せることが重要です。