本日は本会議3日目です。
昨日に引き続き一般質問が行われました。
さて、昨日の一般質問の続きで第2弾となる
障碍者政策です。
三つの分野にわけ質疑しました。
区側の回答は①に関してはは苦情は減ってきたが、
引き続き指摘された点が修正されるように指導していくと答弁がありました。
②の答弁としては
他区の担当者にも声をかけて東京都に申し入れを行っていくという
力強い答弁でした。
③に関しては慎重に対応する必要があるという答弁で不満が残りました。
ひとりひとりに寄り添う姿勢がほしかったのですが、
決算特別委員会で引き続き質疑してまいりいます。
以下本文です。
〇障碍者政策について
障碍者政策について三点お伺い致します。
① まず、東京リハビリテーションセンターについてです。東京リハはオープンしてから3年を迎えております。この間、区議会でも何度も議論が行われてきました。全く改善されていないとは言いませんが、未だに利用者やそのご家族から多くの改善要望をいただきます。担当がすぐ変わるといった以前から取り上げている人材の定着の話や知的障害を持ち入所されているご家族からはコロナ禍とはいえ面会できるように工夫してほしい、炎天下に外歩きをさせており負担が大きいように見えるといった少し考えれば改善できる問題、高次脳機能障碍の家族会の方からは総合福祉センターの時に行ってした支援の約束がはたされていないと言ったご意見などをいただいております。3年経ちながらなぜこれほどまでに問題が多いのか、いつになったら改善できるのか区はどのように考えているのかお伺い致します。
② 医療的ケア児について質問します。これまでも医療的ケア児に関する多くの観点から質問してきました。共働き世帯の小学校入学により働くことをあきらめなければならない問題などまだまだ問題は山積しております。それでも要望していたそれぞれの現場での看護師配置や蓄電池の補助など実現に至っている分野も多く区の取り組みを評価しています。しかし、コロナが猛威をふるう中、医ケア児を自宅で見ている場合コロナに罹患するなど養育ができなくなった場合の緊急レスパイト枠の拡充などはさらに増やしていく必要があります。また、コロナ禍にあたり都補助金を使っている在宅レスパイト事業は今年度まで回数制限が取り下げられておりますが、医ケア児の現状を考えると来年度以降も回数制限なく上限の96時間利用できるように世田谷区から東京都に進言するべきと考えますが世田谷区の考え方をお伺い致します。
③先日、事故で上半身に障碍が残っている方とお話しする機会がありました。同じ障碍を持っている方々と意見交換する場があるということなのですが、他区の方は上半身に障碍があっても移動支援があるそうです。障碍によって支援の形は様々ですが、住んでいる区と隣接区でなぜ受けられる支援が違うのかと感じたそうです。確かにその通りです。その方は下半身の障碍は認定されていませんが、上半身の手術をする際に下半身の筋肉を移植した関係で筋肉量が少なく、事故前に比べるとすぐに疲れてしまうことに悩まされていました。この事例、区はどのように考えるでしょうかお伺い致します。