本日は朝から世田谷区内某所にて小規模マンション工事現場を視察。
これまで議会でもやり取りしてきましたが、
マンション建設はトラブルが起こりやすい現場です。
大規模なマンションは説明会などを行う義務があるので、
その場で地域の方との話し合いがもたれますが、
小規模マンションはそういった義務もなく、
地域住民の声を全く聞かずに進めることが可能です。
今回の現場視察は細い道でのクレーン車を使っての作業です。
前回、クレーン車を入れた作業時に
地域住民の敷地内をクレーン車が通過するという危険な作業を
行っており、
その内容を区民の方から相談を受けました。
そもそも説明義務があろうがなかろうが、
違法な作業は許されません。
そして今回の事業者が区外の事業者であり、
この工事が終われば二度と関わることもないであろうと思われ、
現場の作業員の態度も目に余るものがありました。
(クレーン車の問題以外に現場を3回視察しました。)
改めてデベロッパーには地元事業者の活用を求めたいと思いますが、
今回の案件は千葉県の事業者ということで
直接出向くこともできないので、
電話にて事業者社長に抗議し、
次回のクレーン車作業日の公表と違法な作業の再発防止、
今まで以上の安全確保を求めました。
日程に関して当初の予定から変更になるなど、
本日9時から再度クレーン車を使った作業が行われるということで、
現場を視察してきました。
前回警備員が1人でしたが、
今回は3人に増え、
クレーン車の作業も注意深く、慎重に行われているように見え、
大きな問題はなく作業は終わったようでした。
こういった問題は区内各地で起こっていることと思います。
なし崩し的に違法行為をすることは許されません。
どんな問題でも泣き寝入りすることなく、
ご相談いただければと思います。