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2020年 09月 16日
本日世田谷区議会定例会本会議にて 一般質問に登壇しました。 以下長いです。 最初の質問であるPCR検査についての質問は原稿無しで行ったので詳細は書けませんが、PCR検査を受けて陽性となった方々には回復するために対応するのは当たり前として、心までも寄り添ってケアをしていく必要があることを提言しました。 また、PCR検査の会場ではタクシー会社に無断で電話番号を掲載しているがしっかりと伝えて了解を得る作業などを怠ってはいけないと注意しました。 その他の質問は原稿があります。 以下掲載します。 コロナ禍で進めるべき障碍者政策についてお伺いします。 コロナ禍において、障碍を持っている人達の課題はそれぞれです。外出しづらい状況下では事業所の移動支援の売り上げの減少など大きな危機を迎えている話や、ヘルパーの方が来ることができない事例などのお話も聞きました。また代表質問では手話言語条例について前向きな答弁があり区のやる気を見ることができ評価いたしますが、聴覚障害者の方はマスクで口元が見えなくて苦労しているという声とフェイスシールドの支援などが必要という声も伺いました。こういったニーズ以外にも区は丁寧に、詳細に、状況の理解に努めるべきだと思いますがいかがでしょうか? また、うめとぴあの民間棟である東京リハビリテーションセンター世田谷は区内福祉の基幹施設であります。代表質問でも改善を求めましたが、改めてこの施設の人材定着こそが利用者から信頼される施設となるために重要であると主張しておきます。区は南東北グループに対して人材定着の支援をし、区としても努力すべきと考えますが区の考えをお伺いいたします。 次に医療的ケア児の政策について質問します。 まず、保護者の就労について質問します。 小学校に入学した子ども達は新BOP、学童、全ての子ども達が受け入れられ保護者は仕事を辞めることはありません。では、なぜ医療的ケア児がいる家庭の保護者は仕事をあきらめなければならないのでしょうか。私がこの問題を何度も取り上げるのかは他の家庭同様、普通に働きたいという声が切実なものだからです。新たな放課後デイサービスの設置や誘致を求めます。また、放デイは療育機関です。預かり時間も働く保護者の時間に合わせた形の新たしい世田谷版放課後デイサービスの設置を強く求めます。いかがでしょうか? また、先ほども触れましたがうめとぴあの受け入れ施設でも需要にあった受け入れ人数への変更が必要と考えます。100人の定員のうち医療的ケアや重症心身障碍児の定員は10名です。さらには50人定員の発達障碍の定員増の意見も伺います。これらの枠を少しでも増やし需要に答えていく必要があると考えますが区の考え方をお伺い致します。 災害対策について ①今年も台風が日本に影響を及ぼしています。先日の台風10号は九州を縦断し多くの被害を出しました。しかし、昨年の教訓もあって例年になく避難を早めに行う人も多く防災意識の高まりを報道から感じる台風でもありました。そうした中、コロナの影響もあり避難所では定員が制限され早めに上限に達したという避難所もありました。その情報が報道され混乱が見られる地域もありました。同じようなことが世田谷でも起こる可能性を考え避難所情報の見える化を進めることが重要です。避難所の定員はもちろんのことリアルタイムで避難所の人数状況をネットで配信することなど、いざという時には避難の方向性を決めることにつながります。リアルタイムが無理でも1時間ごとに情報の更新をしていくなどの情報発信などを行うべきだと考えますが区の考え方はいかがでしょうか? ②次に防災倉庫について伺います。 コロナ禍の災害時を考えると消毒液や食料など今までよりも多くの備蓄が必要となってくることが周知され始めました。そうした中、今までも何件か相談を受けたことがあるのですが町会や自治会の防災倉庫がいっぱいで大きくしてほしい、増やしてほしいとの声を聴きます。そういった声を聴くたびに総合支所に話をするのですが、防災倉庫の多くが緑道や公園に設置されており、ルールで増やすことはできないという回答になります。そのルールが必要ないとは言いませんが、区が共助の力を求めているにも関わらず備蓄したい気持ちは無碍にするのでは本末転倒ではないでしょうか。これらのルールの改善を求めます。区の考え方をお伺い致します。 ③これまで地域住民・マンション・行政の防災三者協定、区内ホテルとの災害協定、と提言してきましたが、今回は災害時における立体駐車場や巨大な駐車場を避難所にする協定を提言致します。区内に100台以上の駐車スペースがある民間施設は10箇所近くあります。そういった施設と車で避難できるようにする協定を結ぶことを提言します。避難者同士のソーシャルディスタンスが確保できます。玉川周辺で一階部分に浸水被害が見込まれる立体駐車場では車の垂直避難の協定を結ぶだけでも浸水被害地域の区民財産を守ることにもつながります。この協定への区の考え方はいかがでしょうか?お伺い致します。 ④次に耐震化について質問致します。先日の都市整備委員会の報告で区内の特定建築物の中で71棟の耐震性が不十分もしくは不明な建築物があるという報告がありました。特定建築物ですから私立学校もあれば病院もあり、福祉施設もあるわけです。そこで、予備避難所などの協定を締結している施設はいくつあるのか質問をさせて頂いたのですが、「把握しておりません」という答弁でした。こういった答弁では災害対策が万全であるとは言えません。あの委員会から2週間近くが経過しました。状況の把握はされたのかお伺いを致します。耐震性が不十分な施設と協定を結んでいるとしたら今後どのような対応をするのかお伺いを致します。
by mana_fujii
| 2020-09-16 21:25
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