本日は9時から都市整備常任委員会が開催されました。
レジメを見ながらご覧ください。
(1)第2回定例会で議案となる項目の説明です。
①関東財務局の社宅を取得して公園を拡張します。
②委員会で何度も報告してきましたが区営住宅の家賃を踏み倒している案件で区営住宅に入居している本人と連帯保証人である母が滞納している350万円を分割して支払うことで同意したので和解を行うという内容です。
(2)(3)今回の新型コロナウイルス関連の補正予算や
来年の税収の減少を考えると相当の事業を削減していかねば
世田谷区の財政は成り立ちいません。
そんなことで事務事業の見直しが始まりした。詳細は一番下に書こうと思います。
(4)下北沢駅の南西口から鎌倉通り、世田谷代田方面に向かっての令和3年度までの整備計画が公表されました。思えばこの南西口は当初存在しないはずの出口で10年以上前に議場で出口の必要性を訴えたことが懐かしく思い出されました。今後は小田急電鉄から詳細な事業計画と資金計画が発表される予定です。
(5)野外広告に関して新たにプロジェクションマッピングの項目が追加されました。
さて、
来年度以降の財政が不透明なことに関して事業の見直しや延期・中止などできる限りの予算削減を行う計画がスタートします。
本日の都市整備委員会所管分では明大前駅前の用地取得1400万円の延期など4億9千万円の削減案が示されました。今後の見通しについて質疑を行いましたが、不透明でわからないという答弁でした。復活させるのはいつでもできますこの所管においての削減はさらに進めなければならないと個人的には思っています。他の部門では福祉や教育の予算を削減するには大変難しいと思われます。昨日の区民生活委員会でたまがわ花火大会の中止などイベントなどの削減も行われますが、来年にはオリンピックが控えている関係で限界があります。そうなってくると都市整備分野の削減や今後行う予定のまちづくりセンターの改築などを先延ばしにしていくなどの方法が最も現実的であると思います。次回の定例会ではこういった議論も行わなければならないことから削減予算の詳細データの提出を要望しました。
現時点で延期や見直しが提案されている主な事業は以下の通りです。
オリンピック関連事業の中止
たまがわ花火大会の中止
小中学校の移動教室、修学旅行、海外派遣の中止、
用賀小学校の改修工事延期、
梅丘図書館改修工事3年延期
大蔵運動場・学校人工芝化、延期
明大前用地取得先送り
大蔵区画道路整備延期
丸子川柵塗装工事
自転車通行空間整備予算半減
お出かけ広場選定先送り
空き家等地域貢献活用助成金縮減
地籍調査実施面積見直し
などなどですが、個人的にはまだまだ足りないと思います。
復活させるのはいつでもできます。
まずはできる限りできる予算の削減を提言していきたいと思います。