本日は午前中に都市整備常任委員会が開催されました。
大会議室を使い、
ソーシャルディスタンスを考えた委員会となりました。
(1)事故の報告です。道路に設置しているラバーポールの根本部分が放置されており、つまずいて骨折された方がおられました。区と怪我された方の間で示談が成立したという報告です。こういった工事残しややり残しは行政の仕事として最も許されるものではない部分です。猛省してけがをされた区民の方に謝ってもらいたいと思います。
(2)緑を増やしていく取り組みをしている世田谷区ですが、成城にある「みつ池緑地」を拡張しようという報告です。北側に0.2ヘクタール拡張されるので都市計画の変更を行っていきます。今後都市計画審議会に報告され諮問され8月に変更が決定する流れとなります。
(3)いわゆる「恵泉裏通り」と呼ばれる経堂と船橋にかけて通る主要生活道路106号において道路を作りたいので立ち退いてほしいと区がお願いをしてきた案件です。区は土地収用法に基づき手続きを進めてきましたが、お住まいの方は無効を求めて裁判が争われてきました。上告棄却され、訴訟が終了したことが報告されました。行政として地域の安全や災害対策のために道路を作ることは否定しません。しかしそれを力づくで上から目線で行うのは大きな問題です。今日の報告では「司法の後ろ盾を得た」と担当課長が発言していました。まさにその通りなのですが、それをあえて口にして発言することは時に権威を振りかざしているようにも見えてしまうこともあります。謙虚な姿勢が求められると思います。と担当課長にはお伝えしました。
(4)大蔵5丁目と6丁目を結ぶ東名高速通ろにかかる大六天橋、東日本大震災を受けて地震によって複雑な動き、複雑な力がかかる可能性がある橋などは新たな耐震補強工事が進められています。今回の工期の変更は2度の入札不調で工事完了が困難となったためとの報告がありました。
その他、ご意見ご質問がありましたらお待ち致しております。