マンション防災として防災三者協定を改めて提案しました。
町会などの地域住民、マンション住民、世田谷区、三者が防災協定を結びます。
地域住民とマンション住民が地震や台風などの震災において地震に強く垂直避難もできる避難所としての協定を結び世田谷区は支援物資を送る協定を結びます。双方がウィンウィンの関係になり、さらにはあまり交流の無かった人々が顔を合わせることにより地域の絆も深まります。住宅課からは大事な観点であるという答弁でマンション交流会で事例を紹介していくとの答弁がありました。また、地域とマンションの共同防災訓練を平成28年に提言しましたが、今回も同じ要望を行いました。
前回の台風被害を鑑み、マンションに止水版設置の助成を提案しました。
世田谷区側からは研究していきたいという答弁だったので、私も他自治体を研究し再び提案していきたいと思います。
マンション政策の最後は高層マンションへの荷捌きスペース設置について質疑しました。世田谷区にある高層マンション(20階建て以上のマンション)で荷捌きスペースがあるマンションは半分であるという自分の調査結果や足立区では15戸以上のマンションには荷捌きスペースの設置を記した環境基準があることなどを紹介させていただき、問題点とし世田谷区も現状の把握に努めるように促しました。
二つ目の質問は三軒茶屋のまちづくりに関して行いました。再開発について予算に2重になっていることはどういったことなのか疑問を投げかけました。地域の話し合いなどをまとめる「三茶のミライ」の策定が進んでいます。作成後に改めて2重予算である都市整備資料の予算を計上すれば良いのではないかと提言しました。資料作成に450万円の予算を計上し、地域の声をまとめた街づくり方針と違う内容になっては税金の無駄遣いになってしまいます。そうならないように提言しました。
最後の質問ではトラストまちづくりの助成金2億2千万円について質疑。
外郭団体は自主独立の運営を目指すことが理想とされていますし、副区長に聞いたところその通りだと答弁がありました。
しかし、トラストまちづくりのへの運営助成金は増加傾向にあり、昨年よりも1千万円以上多く計上されています。逆に収益事業は二年間で6億2400万円のマイナス。経営トップとナンバー2は共に世田谷区からの天下り役人です。収益落ちてるから、世田谷区の助成金増やしてくれよは許されることではありません。税金であることを忘れてたいるのではないでしょうか。天下りが全て悪であるとは思いません。しかし、定年後を税金で過ごす、挙げ句に経営はマイナス成長という体質ならば変えていかねばなりません。外郭団体の経営はブラックボックスになりがちです。来月には経営陣を呼んでの委員会も行われることになりました。厳しくチェックして活きたいと思います。
