日曜日ですが本日も午前中は区役所にて
区政レポートの発送作業。
午後からは二子玉川へ移動。
防災のシンポジウムに参加してきました。
世田谷区と世田谷ボランティア協会が共催して開催された
今回のイベントでは
東日本大震災で被災した福島県楢葉町避難所運営責任者の
宇佐美雅夫氏から当時のお話しを聞かせていただきました。
楢葉町は発災前人口8000人。
原発が近いこともあり全員が避難。
2500人が避難所生活を送ったとのこと。
避難所運営に関しての重要なポイント
①入所者の把握と入退管理
②スペースの配分基準
③健康・体調管理の問題
④プライバシー・女性への配慮
⑤食事
⑥さまざまなトラブルと対処
⑦自律的生活へ向けて
全て大事なことですが、この中でも特に気になった部分を抜粋します。
健康のための計画を立てることが重要。
③
避難所生活であっても健康のために運動などの計画をしっかりとたてて、
実行していくことが大事、
避難所で何もせずに過ごすことは健康悪化につながる。
④
「命の保護、その次に大事なのはプライバシー」
この言葉は一番印象に残りました。
⑤
食事の経費は災害救助法で一日一人1050円と決まっている。
「朝昼自炊、夜はお弁当」
というコメントだけでしたが
個人的にはそれぞれの避難所できちんと計画をつくることが必要かな?
とも思いました。
⑥
ここの項目が一番大事かなとも思いました。
一番多かったトラブルは「お酒」
当然避難所ではお酒は禁止。
それでも隠れて飲酒は必ず起こるらしいです。
外のお店で酒飲んでお金払えなくなって
避難所が訴えたれたこともあったそうです。
この話は想像すらしていませんでした。
あとは「いびき」「盗難」などなど。
解決できない問題が多数あるということを
最初がら想定する必要があるということです。
どんなに準備しても想定外なことが起こる、
それでも事前に想定する努力をもっと続けて
根気よく考え続けることが大事だと思います。
そして自分も続けていきます。