最近、警察官をかたる者がキャッシュカードをだまし取る事件が多発しています。犯人は警察官を名乗り「あなたの個人情報が漏れている」「警察官が向かうので捜査に協力してほしい」等と電話をし、その後、警察手帳のような物を示して自宅を訪れ、言葉巧みに暗証番号を聞き出した上でカードを持ち去り、お金を引き出します。警察官がキャッシュカードを預かったり、暗証番号を聞くことはありません。
上記は
本日、世田谷区から流されているメールです。
こういった注意喚起をしてもそれでも騙される方が多数でている特殊詐欺。
2日前、ウチにもかかってきました。
母親が電話にでてみると
「成城警察署のAです。烏山地域で詐欺グループが逮捕されました。その中ターゲットにされている名前に藤井尚夫さん(私の父親の名前)がいます。注意してください。」
母親は
「ご苦労様です。ありがとうございます。」
といって電話切ってから私と父親に電話。
二人ともほぼ詐欺だろうと断定。
確認のため、成城警察署に一応電話してみるかということで
私が成城警察署に確認。
「Aという名前の警察官いますか?烏山で詐欺グループが逮捕されたって本当ですか?」
と聞くと、調べますと言ってから2分後くらいに
「Aというもの、おります。烏山の交番勤務です。そして烏山地域で詐欺グループが逮捕されている事実があります。実際に被害がありそうな場合に電話することがありえます。」
とのこと。
本当だったのと思い、
父親にカードとかだまし取られてないか、
スキミングとかされていないか、急いで確認するように電話。
そこから10分後、
「ようやくAと連絡が取れまして(Aさんこの日休みだったのかなと思いました。)電話していなとのことです。その電話は特殊詐欺と思われます。」
ということで警察もあたふた、恥ずかしながら自分もあたふた、
どこで警察情報が漏れたのかも気になりますが、
タイミングよく情報を使って騙そうとする
手の込んだ情報戦にたけた特殊詐欺グループだと思われます。
誰でも騙される可能性がある。
改めて思った事件でした。