福祉保健委員会視察2日目は明石市に来ています。
明石市は関西圏で唯一の人口増加都市だそうです。
二人目の保育料無料化政策などで、
大阪や神戸などの住民が明石市に引っ越し、
人口も子ども達も増加、
保育園増設が間に合わず待機児童も多い状況です。
出生率が高いところがも注目です。
市役所では泉市長自ら政策の意義を説明してくださいました。
市民の方も実感しているようで、
明石市のたからものランキングでは
「子育てしやすいまち」が、
明石焼きや明石城などに続いて5位にランクインするなど、
積極的な取り組みが見られました。
世田谷区が目指している児童相談所の移管は
県から移管がすでに決まっており、きめ細かな対応を目指していると話がありました。
また、珍しい取り組みでは
離婚で不幸な子どもがでないように政策を実行しています。
海外では子どものことを考えた離婚が当たりませんだが、
日本では進んでいない!
と市長自ら述べられていました。
「面会交流事業支援」
では離婚した家庭が事前に市の支援に登録すると
経験豊富なコーディネーターが連絡の調整を行い、
直接連絡を取らなくとも
子どもの面会交流ができるシステムが出来上がっています。
今まで考えもしなかった政策でした。
今後世田谷区で取り入れるかどうかはともかく、
おせっかいともいえる積極的な子ども政策が、
結果的に子育て世帯を市に取り込むことに成功しているという点で
大変勉強になりました。
今後の議会活動に活かしていこうと思います。