本日は午前中に区民相談を伺い、
午後からは都庁へ。
都庁では都議会民進党立憲民主党の控室へご挨拶。
そして連合東京男女共同参画推進委員会の皆様に
お呼びいただき、
世田谷区での取り組みをお話しさせていただきました。
同性パートナーシップ宣誓の話では、
経緯や他の自治体に与えた影響と今後の展望、
生活していく上でどんな困ったことがあり
(家が借りられない、病気やケガの入院時に病室に入れないなどなど)
その解決が必要だという生活面での喪失した権利を保障する制度
であるということ。
そしてその延長線上にある
差別解消条例である
多様性を認め合い人権を尊重し、男女共同参画と多文化共生を推進する条例
はLGBTを中心に差別を世田谷区から無くしていこうという
内側に向けたものではなく外側に向けた政策であり、
この二つの制度が対となって、
すみやすい世田谷区を作っていこうという内容だということを述べさせていただきました。
明治時代に確立され、
高度経済成長が終わるころまでこの国の中心的なスタイルであった
家父長制度などを強く信奉する皆様には
伝統や文化を破壊する行為だと言われることがあります。
これらの政策は伝統や文化を壊そうと挑戦しているわけではありません。
LGBTの方々は自分の意思で選んだわけではありません。
生まれながらにして持っていた権利を自分の意思とは
関係ないところで喪失している状態になっています。
マイナスになったことを回復させる制度なのだということが
これらの政策で重要なことなんだと思います。