本日は予算特別委員会最終日でした。
9時から会派総会、
9:30から予算運営委員会、
10時から予算特別委員会補充質疑が行われました。
我が会派からは幹事長・政調会長が質疑に立ち、
裁量労働制を助長するワーキングスペースの問題、
スクールバスの問題、プレミアム商品券の問題、学校の制服の問題、
などを議論しました。
この時点までも激しいやり取りをしてきましたが、
この質疑で区側は大きな変化があり、
スクールバスに関しても当初は3年行うという姿勢から
1年ごとに見直す、あるいはそれよりも早く見直すという姿勢になってきました。
ワーキングスペースに関しては見直し、
サイド制度設計を行い議会に可否を問うという発言にかわり、
我が会派としては予算委員会終了後の動議に
この時点から反対をする姿勢に変わりました。
(これらの答弁が無ければわかりませんでした。)
全ての会派の質疑終了後に予定通り動議が提出されました。
この時点で我が会派に見直すという答弁はありましたが、
副区長の発言であり、
区長からは発言がありませんでした。
動議を提出した自民党公明党側からすれば
区長の発言がない次点で動議を可決し区長に修正予算か内容の修正の言質を取る
必要がありましたので動議が図られることになったというのが、
真相かなと思います。
補充質疑終了後下北沢小学校スクールバス運行に関する予算の組み換え動議、
ワークスペース事業に関する予算の組み換え動議、
が提出されました。
提案者の説明と質疑が行われ、
ここではヤジが飛び交う議員同士の激しい質疑のやり取りが行われました。
ここも予算委員会ですから時間仕切りなどの役割を
副委員長である私が行わせていただきました。
結果、賛成多数で動議は成立し休憩となりました。
我が会派は反対理由として
ワークスペースは見直し発言が補給質疑の中であったこと、
スクールバスは教育平等の観点から看過できないが、
新学期まで数日しかなく、
ここで中止にしてしまうことは子ども達に対する影響が
大きいことを理由に動議には反対しました。
教育委員会が12月まで議会に隠さず、
もっとはやくから議論していればこんなことにはならなかったでしょう。
休憩中に予算運営委員会を行い、
区長が出席、
その場で区長から当初の区側の考え方を大幅に変えた内容を変えて、
区議会の意見を聴いた結果と発言をしたいという申し入れがあったので
許可することを決め、
再び予算委員会を開催しました。
その中で
年度途中の廃止でも違約金は発生しないことも確認されたため
スクールバスは9月までの運行で終了すること、
ワークスペースは我が会派に副区長が答弁した通り、
見直しを行う、制度設計を見直し、再度議会に提出して可否を問う、
と表明がありました。
そこで休憩となり、
再開後採決を行った結果、
2018年度予算案は賛成多数で成立しました。
採決は22時という長丁場な予算委員会でした。
とくに予算委員会副委員長は拘束時間も長く、
自分の質問も作り、委員会の運営も行い、
動議や各会派の意見時間の調整なども行うため、
今までで最も神経を使った委員会でした。
なんとか終えることができて安心したのが正直な感想です。
下の写真は予算委員会終了に当たって、
正副委員長からの挨拶のシーンです。
本日は長く濃い一日だったので全てが伝えきれていないかもしれません、
何かありましたらご質問お待ちいたしております。