本日はお昼前後に一般質問に向けた取材に行ってきました。
午後からは
烏山中学校にて、烏山学舎学校協議会に出席。
学校協議会は町会・商店街などの地域組織、区・警察などの行政、
民生委員やそれぞれの学校の地域運営協議会などの皆さんが参加して行われる会議です。
協議会前半は烏山中学校、烏山北小学校、給田小学校、武蔵丘小学校の
学校運営委員会の活動報告を伺いました。
弁論大会、いじめ報告、給食ボランティア、読み聞かせ活動、
委員会の回数や「だより」の発行回数・その中身(回数が少なくとも充実したものを作るなど)
それぞれの学校で力を入れている部分が微妙に違ったりということが分かりました。
後半の講演会では、
私の母校でもある給田小学校、武蔵丘小学校の校長を歴任された、
土橋稔先生から
「子ども達はどう変わったのか?」をテーマに話を伺いました。
土橋先生は様々な研究を行ってこられており、
個性尊重、ゆとり確保、確かな学力、その時代時代に合わせて
1980年ごろから積み重ねてこられた多くの研究内容を聴くことができました。
数例を紹介すると、
有名な話でですが、子ども達はテレビを見なくなってスマホする時間が増えたこと。
この25年で、子ども達は忙しくなったと感じている率が高くなった一方で、
保護者の学校に対する満足度は高まり、
小学校・中学校が楽しいと感じている子ども達が増えていること。
2006年からの10年で宿題量が多くなり、
その宿題する時間分学外勉強の時間が増大しているが、
きっとその原因は全国学力テストが始まったからだろう。
着実に勉強が好きになっている生徒が増加しており、
偉くなること、出世すること、良い人になること、
は勉強をいかにするかに比例していると認識している子どもが増えていることなど
教えていただきました。
そして、
確実に学校にかかるウエイトが大きくなり、
責任が重くなっている傾向にあることがわかる講演会でした。
土橋稔先生は3月で定年退職ということで、
本当にお疲れ様でした。