本日は福祉保健常任委員会が開催されました。
9時スタート18時半前まで開催と今回も長丁場の委員会となりました。
資料を見ながらお読みください。
議案は次回の委員会採決となる案件の説明がありました。
①~⑥は国の制度変更に伴う変更のための改正となります。
⑦は地域包括支援センターの人員配置に関して、
現在の配置基準は例えば3千人未満は3人、
3から6千人は4人、
6から9千人は5人、
おおむね9千人以上は5.5人という内容でしたが、
烏山地域の高齢者人口が1万2千人を超えたということで9千人以上1万2千人未満は6.5人、
1万2千人以上は7人という新しい基準を設けるといった内容でした。
⑧はいわゆる民泊の条例となります。
今まで発表されていた条例案とは一部変更がありました。
第2条にただしがきがつき、
・生活環境の悪化を防止するための配慮がなされた場合
・近隣住民等の理解が得られていること
これらの要件を満たせば商業地域でなくとも可能になるということになります。
ただ、詳細については別途定めるとかかれており、
この詳細の定めは今回は明示されず、
次回の後日に各委員に提示されるということになりました。
また、
1年後に条例の施工の状況について検討を加え必要と認めるときは必要な措置を講ずるものとする
という条文が加わりました。
⑨産後ケアセンターは新たに日本助産師会が運営となります。
利用金額が改定になるという改正です。
(4)児童相談所開設に向けて、
子ども・若者部に新たに児童相談専門指導担当の副参事配置されることになる組織変更、
さらには保育担当部という部が創設され、子ども・若者部から切り離される組織改正です。
(6)調布市との協定では、結核の予防接種の項目がなく、
調布市民が世田谷で接種する場合、世田谷区民が調布で接種する場合、
それぞれ自費での接種となっていましたが、
協定の中に結核予防接種が加わりました。
(9)(10)は梅ヶ丘拠点に関してです。
民間施設棟に移行する事業の中で、
高次脳機能障害グループの自立訓練の定員が5名から15名増員されることとなります。
私からはその他の定員は本当に利用者が納得できる定員なのかと質疑しました。
区からは大丈夫ですとの答え。
(11)あんしんすこやかセンター事業に新たに在宅療養相談窓口が設置されることとなります。
今までの在宅医療電話相談センターが廃止され、
今後はそれぞれのあんすこで電話対応と相談窓口での対面しての対応に変わります。
(12)医療費の適正化に資する計画などが盛り込まれ、ジェネリック医薬品の推奨などが計画されました。
(13)DV被害者が世田谷区に住民登録をしたまま、
他自治体に移動しており、
その移動した自治体で利用した医療機関名が国保医療費返却通知にかかれたまま、
DV加害者に送付されていたという問題です。
こういった内容の問題がここ数年多く起きています。
今回は支援措置を受けていない方でしたが、
移動さきの自治体からは世田谷区に連絡がきていたとのこと。
早急な意識改革と早急なシステム構築を提言しました。
(14)世田谷区の生活保護は微増と。
保護世帯8774、受給者数10229人。
裏面が後半となりますがこれ以降は明日の特別委員会の内容と合わせてこのブログに掲載します。
