真夜中ですが、資料整理しています。
区から提供された資料と気になる新聞記事で
今日のブログを書いてみようと思います。
バブル以降最大の好景気を迎えている日本ですが、
世田谷区はどうでしょうか。
資料として配られた世田谷区中小企業の景況感を見てみましょう。
下の図は今年の夏から冬にかけて調査した
業績が前期と比べてどうかという質問の結果です。
良くなった18.9%
変わらない60.6%
悪くなった19.4%
DIはマイナス0.5となっています。
(DIとはディフュージョン・インデックス。経済指標の一つ)
来期のの見通しこそ良い予想の数字になっていますが、
予想はあくまでも予想。
実態経済的には世田谷区内の中小企業は好景気ではないと言っています。
中小企業が置き去りにされた好景気が真の好景気なのでしょうか。
好景気を多くの人達が享受できない好景気は
やはり国の経済政策の転換が必要だと感じてしまいます。

さて、便利になれば進化し続けるという時代の終焉が
ここ数年の若者の労働力搾取とリンクしています。
自治体の政策でこの問題の打破を図ることも重要です。
世田谷区では区役所や千歳烏山駅南側の駐輪場に
宅配ボックスを設置しました。
ここ数年は
お金を生み出さない再配達が大きな問題として取り上げられてきました。
また、直接会わずに配達を望む方も増えているようです。
宅配ボックスの設置はこれらの問題を解決できる政策です。
こういった政策を世田谷区が実行できたことは
大きな一歩になったと思います。
他の市区町村に広がってほしいと思います。
下の記事は先日のサンケイ新聞からの抜粋ですが、
他の大手新聞が記事にしてから半月遅れての記事、
何か意図があるのでしょうか。

若い世代の心の闇や
生きづらさも大きな問題となった一年でもありました。
国はSNSの相談窓口に予算をつけることになりました。
不祥事の多い文部科学省にしてはよい考えだと評価したいと思います。
SNSでなければコミュニケーションが取れない
という若者もたくさんいます。
相談のしやすさを考えれば世田谷区も進めていかねばなりません。
教育委員会が来年に向けての取り組みに入っていなければ、
来年の予算委員会で主張してまいります。
東京新聞の記事から。