本日10時から一般質問に登壇しました。
三日に分けて掲載いたします。
本日は医療的ケア児の教育現場受け入れについて書きます。
以下質問内容です。
文科省からは「特別支援学校以外の小中学校には原則として看護師等の配置または活用しながら、主として看護師等が医療的ケアに当たる」という通知をしています。例えば元気に走り回れて外で友達と遊べるような医療的ケア児がいたとして、それでも特別支援学校に通わせる選択肢かないのであればそれは大きな可能性を奪ってしまっていることにはなっていないでしょうか。会派視察では大阪府へ行き、医療的ケア体制整備推進事業の内容を詳しく聞いてきました。教育委員会も大阪に視察に行っているはずですが、今までの特別支援学校でしっかりと行っているから大丈夫だという姿勢は大変に残念でした。
今回の我が会派の代表質問の答弁では詳細を述べないながらも、なんらかの対策が必要であり、来年度の予算に反映したいという答弁であり、前向きになってきたと感じる答弁であり評価いたします。
大事なのはその内容であります。医療的ケア児が地域の小学校に保護者の同伴無しで入学できるという新しい選択肢を、どんな規模であれ行うことが最良の選択肢であると考えます。その内容ですが、一部の市で行われているような看護師の派遣ではなく、大阪のような看護師の配置を目指していくべきです。この質問を作るにあたって関係者に取材したところ、レスパイト的な看護師派遣ではなく実験的でも小規模でも看護師の配置を望む声が多かったことは大阪での自分が感じた思いが間違っていなかったと再認識するに至りました。教育委員会の考えをお聞かせください。
また、大阪では看護師を如何に確保してきたのかもうかがってまいりました。子育て世代だからこそ看護師として夜勤がない働き方を望む方や病院をリタイアして第2の看護師人生としての小学校を選ぶ方など必ずニーズがあるという話を聞けました。看護協会などとも連携して人材発掘を目指してくことの研究も始めていただきたいと思います。また神戸では教職員が医療的ケアにかかわる事例もあります。幅広い事例の研究を求めます。教育委員会の考え方をお聞かせください。
以上が内容であります。
教育委員会からは
継続かつ安定的な支援が求められる支援が求められるために保護者の意見等を踏まえ、段階的な施行による検証も必要であると考えております。教育委員会といたしましては来年度予算への反映できるように取り組んでまいります。看護師等の人材確保や配置方法についてはより効果的、効率的な方法を今後幅広く検討していく必要があると考えております。
という内容でした。
派遣なのか、配置なのかはまだわかりません。
とりあえず今年度内に予算化されることにはなりました。
詳細に関して提言を続けたいと思います。
