本日も朝の街頭演説、昼前に区民相談、
午後は私的な要件で錦糸町、
夕方には世田谷に戻り、
消防署や地域の企業の方と意見交換を行いました。
明日は直接消防署に出向いてお話しを伺いにいきます。
さて、全国の待機児童の数字が出そろったところで
様々な角度からメディアが報道しています。
今日は世田谷区の現状について説明しておきます。
先日書いたように今年は861人の待機児童が出てしまいました。
福祉保健常任委員会では重鎮の委員(福祉保健は変わらない委員が多い)
からは区はよくやった、よくぞこの数字になった、
という意見が複数でました。
今回から委員会に入った私にはとてつもない違和感を感じる光景でした。
同じ立場に長くいると感覚がマヒしてしまう典型例かもしれません。
下は読売新聞の記事です。
4年ぶりに1000人を割ったことが
よくやったというような書き方です。
これでいいのでしょうか?
861人の待機児童の一人一人を考えれば
もっと厳しい立場で言葉を発し、
もっと厳しい文章を書かねばならないと思います。
全国の待機児童の多さから解消計画が3年先送りが発表されましたが、
当たり前になってしまっている現状に多くの人が麻痺しているようで
雰囲気が怖いというのが正直な感想です。
下は昨年もし世田谷区内で全ての計画がうまくいっていたらの数字です。
今回、1959人の定員増をしましたが、
本来は2211人の定員を増やす計画でした。
解消できないまでもあと250人の子ども達が保育園に通えたはずです。
これは東京都の怠慢である芦花公園内の保育園延期が96人、
さらには地域の反対で開園できない保育園など、
人災ともいえる早急にどうにかしなければならない枠です。
もう一つ世田谷区内地域別の保育園待機児童数を
知っていただきたいと思います。
上町地域、用賀地域が多いことが分かります。
先日もこのブログにも書きましたが、
再来月には桜上水で新しい保育園が開園します。
今月から福祉保健常任委員会に所属したからには、
素早い情報提供と分析、
当たり前になってしまっている現状への警鐘を鳴らし続けたいと思います。
ご意見ご要望お待ちいたしております。