本日は文化財団生活工房の
「赤をめぐる旅」展を見学。
赤と一言で言っても様々な印象があります。
是非多くの方にご覧になってほしいと思います。

その後、キャロットタワー3~5階で行われていた、
アートフリマ見学。

午後には太子堂区民フロアで開催されていた
「やまゆり園事件を考える」集会に参加しました。
昨年の7月に起きた19人の障がい者の方が殺害されるという事件、
直後のリオオリンピックの影に隠れて報道は少なかったのではないでしょうか。
19人の殺人がこれほど軽く扱われた事件は記憶にありません。
絶対に風化させてはいけませんし、
今回の会合でそれぞれの方のエピソードや
やまゆり園の歴史を伺い、
もっと深く考えていかねばならない事件だったと再認識いたしました。
ネットでは事件は悪いが考え方は仕方のないこと、
という一部正当化するような書き込みが散見されたとの事例報告もありました。
豊洲問題で責任論が浮上している石原元都知事は
「犯人の気持ちがわかる」
と述べていました。
いまだに優生思想が残っていることに恐怖すら覚えます。
移転の問題に責任があるかどうか知りませんが、
許せる発言ではありません。
感覚がまるで第2次世界大戦前夜のドイツのようですらあります。
障がい者だから殺してもいいんだ、
生きていても仕方がないんだ、
これら意味不明な思想に対して断固として戦っていかねばなりません。