最終日は会派を離れて単独視察です。
神戸市中央区役所で神戸市の取り組み資料をいただいてからスタート。

防災の観点から阪神・淡路大震災を忘れないために作られた視察、
人と防災未来センター。

東京の湾岸にある「そなエリア」には2回いきましたが、
ここはそのレベルをはるかに上回る施設でした。
概要から復興までの膨大な映像・写真はもちろんのこと、
焼け残った看板、強烈な横揺れで変形した鉄の側溝、
行政と市民のやり取りを記録した手紙や
初動期、復興期、その後、場面場面での課題の抽出、
ものすごい情報量と館内の広さでした。
修学旅行生の数はこの三日間で最も多く、
未来にに何を残していくのかを考させるにはこれ以上ない施設でした。

実際に体験してメカニズムを学ぶスペースも
ボランティアスタッフが丁寧に教えてくれました。
液状化現象の実演には驚かされました。

またこの施設の注目点は阪神大震災だけにとどまらず
東日本大震災ももちろんのこと、
世界のありとあらゆる自然災害(地震、津波、台風、火山などなど)
の解説ブースもあり、様々な災害の脅威を地球規模で学ぶことができました。

次にJICAの施設を見学。
ここでは違った観点、
人道的な観点からの環境問題を学ぶことできました。


最後に兵庫県立美術館を視察しました。
館内の作りが特徴的で運河沿いのデザイン性あふれる美術館でした。
安藤忠雄建築はやはりすごい。
小磯良平のコレクションなどは見応えがあるものでした。
ゴヤのデッサンというか本の挿絵のような作品が無数にあったことが印象に残りました。
神戸新聞社からまとめて寄贈されたそうです。
三日間の充実した視察は今年度の議会活動に必ず活かしてまいります。