本日は、午前中に区役所へ。
午後は政治家インターンシップ団体の勉強会へ。
そして一度帰宅してから夜には急きょ区民相談をお伺いしに出かけるという一日でした。
さて、インターンシップ団体の勉強会は
どのようにしたら、
若い世代の投票率があがるのか、
というテーマで行われました。
教育の問題や投票制度の不備などが意見として出されましたが、
私も参加したグループでは、
必ずしもいつの時代も若者の投票率が低かったわけではないことに着目しました。
下のデータをご覧ください。

昭和42年の衆議院議員選挙の20代投票率は66%でした。
70代以降の投票率よりも高い数字となっています。
40年~50年かけて徐々に20代の投票率は低下しているのです。
大学が忙しいから教育が投票について教えないから、
これらの理由だけでは説明できません。
大都市圏への一極集中、大学も大きな経済圏に学生が集中してしまいます。
地元に戻って投票しようとは思わないかもしれません。
さらには、価値観の多様化、晩婚化、核家族社会の進行、などなど
問題解決はそう簡単にはいかないと思います。
大学や駅への投票所の設置、ネット投票の実施、
様々な解決策が提案されましたが、
制度ももちろん重要ですが、
若い世代のマインドを変えていく明確な答えは出ませんでした。
多くの若い世代の議員がこの問題に取り組んでいますが、
なかなか画期的な解決策が見つからない現状にあります。
今後も地道な問題解決に向けた取り組みが重要だと思います。
問題意識を持った一人ひとりが常に考えを持ちながら、
まわりと話し合って問題意識の共有を進めていきながら制度の見直しを進めなければなりません。