本日、16時30分過ぎから
2017予算特別委員会 都市整備領域にて質疑を行いました。
大きく分けて2分野、
一つ目は防災に関するやり取りです。
最初に10年前にした質問を
10年たってどれだけ進んだかということで
10年前初めて行った質問は
大きな地震が真夜中に起こった場合、
停電した場合街路灯はすべて消えてしまいますから、
そういった場合を想定せよ、
できるならスタンドアローンで光り続けることが理想ですが、
(ソーラー発電など)
できないならば日中に光を蓄える畜光板をはりつけ
避難所までの誘導などの手助けになるようにせよと質問しました。
当時は研究していきますという答弁でしたが、
今回も費用がかさむということで実現は不可能。
それでもこういった災害対策は不変の問題、
引き続き質問し続けていきます。
そこからは予算そを見ながら
防災まちづくりの観点から
燃えやすい木造密集地域への不燃化特区の取り組みとして
戸別訪問を行う際に建て替えの問題と同じく
危機意識の共有と火災を発生させないための手段の説明すえるべきと提言しました。
さらには狭隘道路(2メートル以下のせまい道路)解消のために
土地を寄付してくれ例がありますが、
せっかく寄付してくれる人がいても
土地の分筆登記代も寄付者に出させる世田谷区の姿勢を批判し、
分筆代金は区が費用負担すべきだと主張し、
区側が来月から分筆代金は区が負担することを始めることになったのですが、
そういった細かいメニューもしっかりとお伝えして、
少しでも燃えないまちを作るために取り組めと質問しました。
区の担当課長は行ってまいりますと答弁してくれました。
次に防災の観点からみた空き家問題です。
本日多くの会派が空き家問題について発言がありましたが、
防災の観点からの空き家問題ではありませんでした。
取材してきた空き家では枯れ木や枯草がたまり、
近隣の住民に不安を与えるものばかりでした。
そんなことを紹介し区の意識を問いながら、
可燃物の報知・管理不全な状態な空き家の数はいくつあるのか質問すると
区内に241件あり、改善に向かっているものが154件
連絡が取れないもしくは所有者が分からないものが2件あるということが分かりました。
この2件については早急に調査すべきと提言し、
私が独自に調査したなかでは、
責任者が分かっている85件に中には土地持ちで
比較的裕福な地主の方もおられました。
管理不全が続けば
空家等対策の推進に関する特別措置法に基づく勧告・命令が行われることを
積極的に伝えていくことを約束してくれました。
火災を起こさせない対策、
今後も一つ一つつぶしていきたいと思います。
質問の続きは明日。