10分遅れの15時10分から代表質問に登壇しました。
項目は、
1、災害対策
2、保育園待機児童対策
3、障がい者差別解消法にともなう「合理的な配慮」について
4、地域包括ケアシステムの想定される不安点について
5、男女共同参画とダイバーシティの推進
6、それぞれの地域にあった住環境整備のための高さ制限
7、シティズンシップ教育
8、清掃工場不具合の製造者責任を問え
とりあえず本日は質問のダイジェスト内容を紹介します。
震災対策では、熊本大分地震での支援物資の滞留や災害弱者(高齢者・障がい者・妊産婦さんなど)の皆さんを受け入れる協定先が人手不足などで機能しない場合の想定など東日本大震災や熊本大分地震を教訓とした対策を提言しました。さらに上用賀に新しくできる公園では災害弱者の方を受け入れられるような体育館建設を提案しました。
待機児童対策は保育士の待遇改善として世田谷区独自で保育士さんの給料月6000円のアップを求めました。(1億4千万円規模)
障がい者政策では、災害時のトイレの問題や医療的ケアが必要な子ども達の教育の場を奪わないためにも幼稚園・小学校に看護師配置を検討することを提言。さには馬事公苑がパラリンピックの会場としても使われることが区民にまったく浸透していないのでパラの周知をきっかけに障がい者スポーツの環境整備を提言しました。これは先ほどの災害の質問とからんでくるのですが、馬事公苑でパラリンピックが開催される、その隣の上用賀に配慮の行き届いた体育館を作る障がい者スポーツの場としても有効に使い災害時には障がい者の人たちも安心してひなんすることができる場所へとつなげていくという流れを描いての質問でした。
地域包括ケアシステムでは地域によってまちづくりセンターと安心すこやかセンター、社会福祉協議会の連携会議が頻繁に行われたりそうでなかったりと統一性を欠いている点などの不安点を指摘しました。
教育政策については18歳選挙権がスタートするにあたって世田谷区で特に不足しているシティズンシップ教育(主権者教育、多様性を考える教育、実社会教育)を取り上げ、社会保障などを教える機会、社会において他者との合意形成はどのように生まれてくるのかなどの社会で生きていく責任を身に着けるためのシティズンシップ教育の推進を提言しました。
明日からこのブログで区側の大まかな答弁とともに解説してまいります。