本日は定例会2日目、
今日から一般質問が始まりました。
一般質問のトップバッターとして
登壇いたしました。(質問の順番はくじ引きです。)
昨日お伝えしていた通り、
1、障がいを持った子ども達の保育問題について
2、ペットボトルのキャップ(エコキャップ)の区の取り組みについて
3、児童館の利用ルールについて
について質問いたしました。
原稿はつくらなかったので論点と区側の回答の要約を書きたいと思います。
まずは選挙でも最大の公約として常に取り上げてきた
障がいをお持ちの子ども達の保育園建設に向けての第一歩として、
この問題について取り上げました。
昨日も今日も多くの区議がそして区長が
保育園待機児童について取り上げてきました。
1182人という待機児童の中には、
障がいをもった子ども達が多くいるわけです。
世田谷区の保育園入園基準を決める点数配分に
障がいを持った子ども達にプラス加算はありません。
まずこの現状を伝えると共に、
自分のところに来た様々な悩みや相談の例をお話させていただきました。
障がいたけではありません。
3歳までは障がいと認めてもらえない事例や
難病指定で薬の服用がネックになる方、
普通の保育園に枠を設けてくれと願う方、
この間、多くの方の声を聞いてきました。
また、区に相談すると
「区外にはあります。」
という返事が返ってきたなんて声も紹介しました。
これはお隣の杉並区では専門の保育園があることを指しています。
さすがにこの言葉は悔しく悲しい言葉です。
区の職員も言いたくて言っているわけではないでしょうが、
現在の世田谷区の限界を感じる言葉でもあります。
そうしたことを積み上げ、
障がいを持った子ども達専門の保育園を作るべきだと述べさせていただきました。
その上で、
現状と検討状況などを質問いたしました。
区は現在、認可保育園で預かることができない子ども達が多くいることを認め、
区にも医療的ケアが実施できる保育を求める声が届いていることを認めました。
最後には
保育課と障がいを担当する部署との連携を進め、
「具体的な検討」に入ることを約束してくれました。
こういった一般質問において、
「保育園作ります。」
などと言った具体的な答えが返ってくることはまずありません。
その中で具体的な検討に入るという回答は
ほぼ最上級の答弁だと思います。
ただこれからが大変です。
今後は作り上げるまでの作業に入るわけですが、
どこにどんなどれくらいのものを作るのか、
行政は縦割りという批判がでますが、
保育と障がい、どちらの責任担当になるのか、
などなど様々な課題が出てくることになるでしょう。
さらなる協議を重ねていきたいと思います。
残りの二つの質問については後日。