国交省から2015年1月1日現在の
公示地価が発表になりました。
新聞紙面に掲載された世田谷区の部分を抜き出して
掲載しておきます。
皆さんの地域はどうでしょうか。
相続税などの指標になります。
実際では二子玉川駅前の玉川などは
土地が高騰していますから、
このデータが実際と値段とまったく一緒というわけではありません。
世田谷区を含め、都内では全ての調査地点で地価が上昇しました。
さて、
このデータを見てみると、
話題になったフランスの経済学者ピケティ氏を思い出します。
所得の増えるスピードと土地・株式などの資産が価値が上昇するするスピードは
圧倒的に資産価値が上昇するほうが早く、
だからこそ格差が拡大するのだ、
大まかに説明するとそんな感じだったと思います。
国政の議論では格差が拡大しているのではないか?
という予算委員会での質問に
安部総理ははっきりと
「格差は拡大しているとはいえない」
と答弁しています。
今回発表された
世田谷区の公示地価を見て見ましょう。
自分で計算しましたが、
値段が高い場所ほど上昇率は高いことが数字にはっきりと出ました。
区内の上昇率はおおむね1%~2%です。
調査で最も高かった北沢2丁目(下北沢駅南口)では
上昇率は2.66%でした。
二番目の上昇率は
二番目に高い価格であった太子堂2丁目(三軒茶屋駅北口)
2.61%でした。
単純に地価が高いほうがに上昇率が高いというわけです。
だから課税のやり方を変えろとは一概にいえませんが、
格差が拡大している一端が見えるのではないでしょうか。
では発表された数字です。