8月22日号の都政新報を読んでみると、
19日に三茶しゃれなあどで開催された、
「ひきこもり悩む家族のためのセミナー」が開かれたことの記事が出ています。
この記事のなかでは、
過去を振り返ってひきこもりの原因探しをするのではなく、
今のことを考えるおおらかな雰囲気が必要だ。
など講演が行われたのち、
交流会がひらかれ、それぞれの現状を語り合う機会が設けられたようです。
こういった場は大変に重要です。
広く認知されている病気など、多くの同じ境遇を抱える人たちがいる疾患など、
と
昨日のブログに書いた社会的養護のように同じ境遇の他の人たちに会うことが
難しい環境におかれる問題や、
ひきこもりのように、「がんばっていないだけ」「なぜやる気をださないのかわからない」
という認識の方も多くいるような理解にくい問題などは
意見交換できる場に差があります。
こういった問題の大きな一歩として、
自分は横串をいれるという表現をしていますが、
行政と本人、または家族の問題も重要ですが、
それぞれの環境、状況を理解し合えるだけで行政の何倍もの力が発揮されることがあります。
行政が旗をふりつつ、干渉せずに自由に意見交換できる場をもっと作らねばならないと思います。
まだまだ、気がついていない問題が多くあるのではないか、
こういった記事を読むと常に考えてしまいます。