本日は古川景一弁護士の公契約条例の勉強会に出席いたしました。
川崎市や多摩市の公契約条例制定に尽力されてきたということで
その経験に裏付けられたわかりやすい解説でした。
公契約とは行政が結ぶ全ての契約です。
簡単にわかりやすく言えば
「官制ワーキングプアをなくすための条例」
と言えるのではないでしょうか。
行政の予算は税金ですから、安くなればそれだけ良い
と考える方もいらっしゃいます。
もちろん、現場で働く方がしっかりと適正な賃金をもらえているならば
それでいいでしょう。
しかし、入札して落札して利益だけぬいて丸投げする、
下請けにまわす企業が大変に増えています。
こういったことを無くしていくことが無駄遣い撲滅にもつながっていきます。
都内では今年になって千代田区が条例制定されました。
タイムリーなことに世田谷区も条例案が今年中に発表されるようです。
多くの皆さんに感心を持っていただきたい条例です。