本日は東京都の役人さんと打ち合わせや、
夜には日比谷公会堂に春闘の集会に参加したり、
歩きに歩いた一日でした。
皆さんの給料が上がるか上がらないか、
勝負の1週間だという空気が伝わってきました。
下の写真は日比谷公会堂の
民主党 海江田万里 代表です。
さて、先日、
世田谷の農地に関して、
民間で
駐車場を農地に変えたり農業に関するイベントなどに携わっておられる方、
行政の方、
藤井まな、
で農業に関する勉強会を開催しました。
世田谷区の農地は平成24年では106ヘクタールとなっています。
残っている最古のデータが大正14年で3525ヘクタール、
当時は区の7割近くが農地だったということがわかります。
農家戸数は373戸、
平成14年は481戸でした。
ここ10年で100以上の農家が減ったことになります。
自分が生まれた1980年、給田4丁目の自宅の周辺はほとんどが農地で
富士山が見えるのどかな光景でした。
今はマンションが建ち並びそういいった風景はなくなりました。
大きな問題は相続税の問題です。
相続人の数も関わってきますが、
やはり世田谷の土地は高いわけです。
自分は都市農地を守っていきたいというおもいが強く、
この相続税をどうにかできないかと長年思っていますが、
農地の固定資産税が安いのにさらに相続税を安くするということに
理解がすすみません。
今まで、多くの世田谷の農家の皆さんが農林水産省に出向かれた
と伺っておりますが、なかなか相手にされていないようです。
世田谷の緑を守るという気持ちを持っている方は多いと思いますが、
世田谷の農地を守るのは同じようにはいきません。
都市農地は必要ない運命なのでしょうか。
自分はどうにかして残していく道を探していきたいと思います。
農業でがんばっていこうとしている人達を精一杯応援する
区が23区内にあってもいいじゃないかと思います。
下の画像は地元の給田・烏山地域の
野菜の即売所です。
明日のお宅の晩御飯の野菜はすべて世田谷産でいかがですか?