下につけた写真の一枚目は
先日の朝日新聞の一面。
一面に連載物を持ってくるとは、
残念でなりません。
書きだめしておいて空いたスペースを埋める、
地方面では顕著ですが、
最近の新聞は紙面を記者の連載で埋める傾向が強くなっています。
そうしなければ紙面を埋められないのでしょう。
売り上げが伸びないからしょうがない、記者の数が足りない、
記者が育たない、
多くの意見に言葉にならない空虚感とでも表現すればいいのでしょうか。
そして今回の連載記事の通所介護施設に行き場のない
お年寄りが泊まり続けているという記事、
そんなことは現場はみんな知ってるわけで、
問題になっているわけです。
しかも劣悪な環境にしているのは
一部の大手の会社です。
この記事にその会社名がかいてありましたが、
あえてその部分は切り取りました。
その後が大切なわけです。
その現場をこうしたい、
こうしたほうがいい、
こうした取り組みをしてる、
それを書かないで正論ばかり書いていて本当にいいんでしょうか。
わかっていても、
そうしたくなくとも、
頼らなければいけない人達がいるわけです。
なかには親が嫌いで介護なんかしたくないと
いう人もいるかもしれませんが、絶対に少数なはずです。
介護できない若者の現場、老老介護の現場、
それも同時に見なければ、
そしてそこに両方の観点から書いて、
なおかつ結論をだせ、と言いたいです。
批判するだけなら、記事かくだけなら、
子どもでもできる。
二枚目の写真は世田谷区の「産後ケアセンター桜新町」もとりあげてくれた
同じ日の記事です。
別に批判ばかりしているわけではありません。
こういったことを記事にして多くの方に周知することは大事なことです。
新聞というメディアにはもっとがんばってほしい
それが本音です。
