都知事選挙に向けて候補者の活動、
もしくは候補を模索している皆さんの活動が活発になってきました。
週明けには出揃うのでしょうか。
国のことを熱心に訴える候補予定者もいらっしゃいますが、
中心は地方自治に関して考えていることにしていただきたいなと思います。
もちろん、オリンピックは大事ですが、
焦点はそれだけではありません。
地方行政のあり方を議論していただきたいなと個人的には思います。
さて、先日の「公共」必修化の話題に引き続き、
教育のことについて書いていきたいと思います。
都知事選ではあまり話題に挙がらないかもしれませんが、
教育に関してもしっかり議論してほしいものです。
最近、よく図書館に視察に行ったという地方議員さんの話を耳にします。
各地で独自色のある図書館があるようです。
特に取り上げられている図書館は佐賀県武雄市の図書館が有名です。
公設民営の図書館となりTSUTAYAが運営しています。
漫画の貸出もしており、図書館カードはTポイントカードになっているという
珍しい図書館です。
最近では電子図書館の充実を図る自治体が増えてきています。
下の写真は先日の朝日新聞で取り上げられた群馬県明和町の取り組みです。
まだ法整備が整っていないという問題もあります。
東京においても以前このブログで視察に行ったことをご報告させていただいた
千代田区の図書館などは特徴的です。
設備などが整っているというハード面はもちろんのこと、
様々な本に関するイベントを開催したりというソフト面も充実している
という感じを受けます。
世田谷区の図書館の図書館で有名なのはなんといっても中央図書館です。
様々な展示イベントを開催していることもそうですが、
プラネタリウムを併設している図書館はなかなかありません。
ぜひ一度お立ち寄りいただきたいと思います。
皆さんの町の図書館はどうでしょうか。
近隣の図書館と比べてみてはいかがでしょうか。
ただ、なんでも最新にすればいいというものでもありません。
学生時代に
ジブリ映画で有名な「耳をすませば」で舞台となった
図書館にでかけて、映画のような図書カードではなく
電子貸出システムになっていて寂しいと感じたことがありました。
個人的な感想であり、
貸し出す側、借りる側の手間を考えれば当然なんですが・・・
よりよい図書館を考えるのも地方行政の大きな役割です。