今年、地方行政でにおいて最も大きな問題となったのは
待機児童の問題でしょう。
もちろん近年、大きな問題として扱われ続けておりますが、
今年は行政や議会には任せておけない、
と普通のお母さんが各地で立ち上がり行政に
抗議に行くということが起こりました。
行政もようやく本気になってきましたが、
世田谷などは計画はつくってみたものの
実行に移せない、
予定通りに保育園が作れないというお粗末な状況です。
来年こそは世田谷区も本気で取り組んでもらいたいと思います。
「努力はしたんだけど・・・」
いりません。
結果、残してください。
さて、そんな待機児童の問題ですが、
東京都は武蔵村山市にある保育所に
閉鎖命令をだしました。
この保育所は
認可外の保育所ですが、
この命令は都内で初めてだそうです。
理由は児童福祉法を守らず、改善命令にも従わなかった
ということです。
待機児童の問題が少しわかっている方ならば、
量と質の問題が議論されていることはご存知だと思いますが、
やはりこういった質の問題が出ました。
やっぱりね
と思った方もおられると思います。
ただ保育所を作るだけではだめです。
こういった質の問題が出てきます。
大きな事件が起きてからでは遅いのです。
来年が
これまで以上に保育の質が問題となるような気がしてなりません。