本日のNHKスペシャルは
見ごたえある内容でした。
よくここまで歴代総理に、
現職の党代表達にしゃべらせたなと思います。
本日は午前中は完全休養し、お昼より
区民相談を一件。
夕方から忘年会が一件でした。
その区民相談と忘年会の間が約2時間。
渋谷ウインズに向かい有馬記念を観戦してきました。
さすがの走りだったオルフェーブル。
有終の美をかざりました。
まわりからは「すごい」「強い」「はやい」
という言葉が連呼。
後ろにいた方が
「こんなにすごいのに凱旋門賞とれないのかよ」
とつぶやいていた言葉が印象的でした。
世界一まで最も近づいた日本のスーパーホース!
子ども達がきっと夢をつないでくれることでしょう。
それにしてもステイゴールド産駒、おそろしや。
さて、
猪瀬知事が辞任を表明した19日、
そんなことよりも100倍、いや1000倍くらい大事なことが発表されていました。
首都直下型地震の被害想定の最新バージョンです。
有識者会議からの新想定は
首都南部直下型マグニチュード7.3
を想定しています。
南部と言っていますが、具体的には
世田谷区と隣接している大田区に縦に走っている
断層で自信が起こることを想定しています。
死者数23000人、
23区では11000人、
負傷者123000人、
建物の全壊は17万5千、
焼失は41万2千、
計61万棟、
経済被害は95兆3千億円という
非常に衝撃的なものでした。
帰宅困難者800万人うち都内490万人。
断水1440万人、
停電1220万軒、
水道や電気などインフラ復旧するまで一ヶ月、
物資不足のピークは1週間。
もちろんできることとできないことがあるでしょう。
このブログでも何度も書きましたが、
各家庭でできることを最低限、やることが重要です。
一週間の備蓄が理想ですが、
その半分でも各家庭で備蓄してあれば状況は変わります。
うちは3日分の備蓄をしていますが、
もう一日か二日分増やさねばと
いろいろと考えさせられるデータです。
行政も様々な対策をしていかなければなりませんが、
なかなか耐震、不燃化、対策は進んでいません。
そんな中、地域の力が重要となってきます。
この震災想定が出された同じ日の
東京新聞では世田谷区の豪徳寺の商店街と町会が
商店街の空き店舗を使った防災施設が
19日にオープンしたことを記事にしていました。
対策がなかなか進まない行政がどこまでたよりになるのかという
不安を多くの方がもたれている昨今、
こういった地域の力で防災対策に力をいれる姿は
勇気付けられます。
人力で動かせるポンプ、スタンドパイプ、担架、
地域の力で活用できるアイテムが装備されました。
世田谷区をはじめ多くの地方自治体に地域の力に負けない
政策を打ち出すことに力を入れていただきたいと思います。