本日は午前中は
とある調査活動に費やし、
午後は区民相談にのったり、
母校駒澤大学にて打ち合わせなど。
夜は久々に時間があいたのでじっくりと本屋さんを
はじからはじまで眺めてきました。
世の中の本はどんな本が売れているのか、
売りたいのか、どのジャンルが勢いがあるのか、
見て周り、世田谷関連の本を買って帰宅しました。
さて、
今日の記事はこれ
リテラシー教育について
昨日までは違う記事を用意していたのですが、
たまたま本日の朝日新聞に
メディアリテラシーについての記事があったので
新しい記事を使いました。
ここにも書いてあるように昨今の若い世代のメディアの使い方に関して、
多くの店が被害を受け、中には倒産した会社もでてきました。
その若者人生を暗転させる意味でも
会社の経営に打撃を与える意味でも
これらの問題は良いことがありません。
若い世代がたたかれていますが、
使いこなせていないプロ野球選手や大学教授も
いることから若い世代だけの問題ではなく
社会全体の問題です。
(それよりも上の世代は使いこなせないから事件にならないだけだという説もあります。)
ここに書いてあるとおり、
行政、教育機関のメディアリテラシー教育は失敗だったことが今回のことで
明らかになったわけです。
しかし、
評論家がこういった意見をいうのと時期を同じくして
各地の議会ではリテラシー教育について取り上げてきたわけです。
自分も世田谷区議会で何度も取り上げ、
他の区でも議事録を呼んでみると
多くの議会でこの問題が取り上げられていることがわかります。
ようは教育委員会はこういった問題に対応できなかったというわけです。
わかっていたにもかかわらずこういった社会問題として
結果が出るということに想像が及ばなかったわけです。
この取り上げた記事を載せる前に載せようとした記事では
あるITコラムニストがとてもいいことうを言っていました。
「ネットのせい」だけで片つけるべきではないと。
しかし、
こうも言っていました。
多分、教育カリキュラムにするのは、無理だから、窓口つくりにちからを入れるべきだと。
もちろん、相談窓口を作るのは良いことですが、
各議会で若手議員がカリキュラムに載せようとがんばっているのに
専門家がこういう発言をするのは悲しかったです。
上の世代は知らないかも知れませんが、
今は「情報」という科目もあります。
自分が訴え続けてきた実社会教育の一環として、
メディアリテラシー教育をなんとしてもカリキュラム化することを
あきらめないという強い決意を再確認させられた
一連の記事でした。
ネット文化が急速にすすんだこの10年を体系化するだけで、
様々なSNSの仕組みや、
性質を教えるだけで、
大きな意味がある、
皆さんはいかがでしょうか。