本日の美の巨人、丹下健三。
文京区関口の協会でしたが、
やはり丹下健三は世界に誇る日本の建築家です。
改めて感動させられ、さらに尊敬の念が強くなります。
都庁や代々木体育館を改めてじっくりと見てみたい土曜日の夜です。
さて、昨日の続き。
政策制度要求の後学習会一コマ目が、
「社会保障の世代間格差」について
長妻昭元厚生労働大臣
今の日本の大きな課題である
社会保障の世代間格差。
若い世代は
「今までの世代は多くの年金をもらえたのに」
という不満があったり、
上の世代の人達は、
「そもそも昔は年金がなくて自分達の親の世代を
自らの仕送りで家計を支えていたそれを考えれば当然」
と意見の対立はそう簡単に答えは出てきません。
また、アップしたとおり、高度経済成長期と
今とではまったく社会保障のあり方が変わったということも
今の世代の不公平感を増大させています。
ただ、現在の社会保障を図でみると
世界的に見ても低負担中福祉と言える
今の日本が見えてきます。
高度経済成長期ではない今の日本は
今後の社会保障をみなで考えていかねばならない時期です。
遅すぎますが、今考えなければさらに手遅れになります。
具体的には
高負担高福祉を目指すのか、
低負担低福祉を目指すのか、
今までのように低負担中福祉は不可能な時期に入っています。
もちろんそのままで行けば
低負担中福祉を求めていく高齢世代の意見が強くなってしまいます。
これは現状では、無理であり低負担であれば、
低福祉にせざる得ません。
また、海外から見た日本の姿も忘れてはなりません。
巨額の財政出動は日本の国際条約の達成を阻害しています。
これは公共事業の増大、東日本大震災に関する支出なども
あり一概にいいとはいえませんが、国際公約無視は
長期金利の不安定化にもつながります。
皆が強い認識を持って議論していかなければなりません。
知らん振りや高みの見物はやめましょう。
どうせ変わらないし、
は、ただ悪い方向に向かうだけです。
30年後の未来にまだ生きている世代の議論参加が求められます。