本日は民間の避難訓練を見学し、
問題点を探ろうという取り組みをしている、
石田しんご品川区議会議員に同行し、
民間のデイサービス施設に行ってきました。
荏原消防署の消防士さんが目を光らせる中、
火災が発生したという想定で避難訓練開始。
もちろん消防士さんからの事前指導はなし。
いきなりの避難訓練、
全ての方が建物から逃げ終わるまで4分、
道路まで非難するのに7分でした。
全て終わってから消防士さんから避難訓練の問題点や
火災などの災害時の心得が説明されました。
まず、電話の対応で重要なのが、
しっかりと住所を言えるようにすること。
火災発生時に119に電話することはもちろんですが、
自分のいる場所を正確に伝える必要があります。
携帯電話でかける場合は特に注意が必要だそうです。
働く場所の住所を覚えること
と共に、
住所を省略しないこと、
今回は品川区での避難訓練でしたが、
23区内には同じ発音の地名がいくつかあります。
例えば世田谷区の尾山台と品川区の小山台
オヤマダイと言っただけでは区別がつかない場合が
あるかもという指摘でした。
東京消防庁は
電話発信地点を探る機会を常時動かしてはいるものの、
補助的な装置だということです。
次に火災が発生したときは一番に逃げることを考えることが重要ですが、
建物の中ではトイレに行っている人もいれば
入浴中の方もいるかもしれない、
周りと確認しながえら、
非難してほしいとのこと。
火は状況と場合によっては5分で20平米もやすこともあるそうで、
そうなってしまうと消すのは大変。
家庭にも消火器での初期消火が大変に重要です。
また消火器も正しい使い方を知っておくことが重要だとのこと。
安全ピンを抜いて握ることによって消化剤が噴射されます。
火災現場では消火器が消火に使われずに
落ちていることが多く見られるということです。
火に着く前に安全ピンを抜いて火まで移動する間に力がはいって
消化剤を噴射してしまうことがあります。
消火器によってはいちど消化剤が噴射されると
全てなくなるまで出続ける消火器が多いそうです。
安全ピンは火の前で抜いて使いましょう。
などなど、当たり前のことではありますが、
実際その場になると混乱してしまうことも想定されますので
咀嚼することが重要です。
写真は消防士さんにAEDの説明をしてもらっているところです。