本日は中央区や港区を仕事でまわってきました。
港区は明日から区長選挙だということです。
6月10日投開票。
投票率がとても低いことで有名な港区長選挙、
港区の方はお忘れなきよう。
夕方から夜にかけては
日本橋高島屋で行われていた、池坊の花展を見学。
一番印象に残った作品がこれ


前田利家が秀吉を前田邸に招いたときに作られた作品の
記録が残っており再現されたもの。
全長7メートルの巨大な松!
うしろの掛け軸には無数の猿の絵。
松の枝で猿が飛び跳ねいているという見立て。
天下人を招くということで力を入れた作品だと思われますが、
秀吉が猿と呼ばれていたことにちなんで掛け軸を猿にするところが
秀吉、家康の次に力を持っていた利家ということがよく分かる作品です。
この後、秀吉が亡くなっても
利家が生きている間は家康も豊臣家に対して
表立って圧力をかけることができませんでしたが、
利家が亡くなるとパワーバランスが崩れ、
その一年後に関が原の戦いとなるのです。
「利家とまつ」
ならぬ
「利家の松」
です。