本日は事務作業したのち、
夕方ごろからよる9時半ころまで区役所にて
打ち合わせなど。
午後7時から
梅ヶ丘病院跡地利用基本構想検討委員会を傍聴。
有識者の皆様が集まっての会議。
第一回の会議とあって導入部分のはなしが多く。
区の説明なども長く、
本格議論とは行きませんでしたが、
今後の方向性はなんとなく見えてきながら終了といった感じでした。
まず、区が今までの経緯を説明。
平成20年から現在までの流れ。
そしてこの構想検討委員会の課題が5つ提示されました。
①跡地利用のコンセプト
②区が必要とする保健医療福祉サービスの拠点機能の整理
③地域の利便性や魅力を高める等跡地全体の機能やまちづくりのあり方
④跡地への移転公共施設
⑤区の財政負担の軽減、民間活力導入等事業化のあり方
いつかの委員会で副区長
「世田谷区の30年に一度のビックプロジェクト」
と表現されるこの梅ヶ丘病院跡地の問題ですので、
この有識者会議の行方は大変に重要です。
この委員会の会長となった大橋謙策日本社会事業大学大学院特任教授は
共通理解を深め問題点をうかびあがらせていこうという趣旨の発言から議論がスタートしました。
いくつか紹介すると
「施設規模が分からないままどこまで提言できるのか?」
(住吉洋二東京都市大学工学部教授)
「要望全てが必ずしも入るわけではない、基本モデルはそこに作ることによって前駆的に広がる
ようなものを作らなければならない」
「ワンストップサービスのようなことはしないほうが良い」
(大原一興横浜国立大学大学院教授)
ワンストップを否定するのは時期尚早かなと個人的感想。
「入所施設ではなくショートステイなどの方が方向性は良いかも。ケア付き住宅含め柔軟な考え方でいい」
「縦割りの無い総合福祉施設」
(赤塚光子世田谷区障碍者施策推進協議会会長)
縦割りの無い総合福祉施設というのは賛成。でもワンストップは否定している人がいる。
どちらの方向に行くか興味深い。個人的感想
「どれだけ民の力を入れるのか?」
「コミュニティビジネスのあり方の検討は?」
(入江貴裕株式会社日本経済研究所)
他に、
岩永俊博世田谷区健康づくり推進委員会会長
八藤後 猛日本大学理工学部准教授
で委員会は構成されています。
とりあえず、
「巨大な特養ホームなどをつくるのではなく、フットワークの良いいくつかの施設が入った複合的施設」
(大橋会長)
という確認がなされました。
今後もこの議論を見守っていきたいと思います。
皆様もご意見おまちしております。