本日は平成22年度予算の本会議採決でした。
区議会民主党は前回もご報告したとおり予算他5件に関して全て賛成いたしました。
賛成意見に関しては
下記の通りです。
区議会民主党を代表して中村コータロー議員が登壇し意見を述べました。
世田谷区議会民主党を代表して、平成22年度世田谷区一般会計予算その他5件につきまして意見を申し上げます。
税収が激減するという厳しい経済状況の中で区から提案された今予算案に対し、会派として7日間様々な質疑をして参りました。
以下、あらためて何点か指摘致します。
・まず保育待機児問題について、計画にある1484人分の定員拡大は確実に実現することを前提に、来年の今頃には待機児0になるよう最大限の努力をすること
・区立幼稚園の今後のあり方に関しては保育需要を踏まえて、教育委員会が提案した方向に基づき速やかに進めること
・区の財政見通しがこの先数年間明るくない中で、独自財源の確保に向けてあらゆる手段を持って早急に取り組むこと
・同時に無駄な支出をなくすために、更なる事業の見直しを判りやすく確実に進めること
・特に不要不急の土木事業においては来年度以降も見直していくこと
・指定管理者を公募しない場合の事業者選定や、高額な特命随意契約を締結する場合には、区民にその公正性について疑念を持たれないように、透明性の確保を図ること
・公有地の有効活用について積極的に取り組むこと
・地域主権が進んでいく中で、事業移管に向けてしっかりと体制整備を図ること
・高齢者や障がい者の住宅などの生活環境に一層の配慮をすること
・給食問題をはじめとした教育委員会のずさんな管理体制をしっかりと見直すこと
一方で、
・自動販売機の設置で2000万円の歳入増を実現するなど、区の独自財源の確保に一定の成果が見られること
・すべての事業において9月から緊急見直しを行い、105億もの効果額があったこと
・世田谷版事業仕分けである政策検証委員会を立ち上げること
・また、土木費が80億減り、子ども関連経費、社会保障経費、障害者関連経費などの福祉関連予算が50億円増え、民主党がかねてから主張し続けてきた「コンクリートから人」に向けて予算構造が大きく変化したこと
などは、会派として兼ねてから提言してきた政策が前進したとして評価致します。
以上、予算審議を通して明らかになった様々な事柄を踏まえて今予算案を相対的に判断し、
我々世田谷区議会民主党は平成22年度の一般会計他5件に賛成を致します。
最後に、今予算案がスタートするにあたって、昨今の状況を鑑みれば、当然これまで以上にその執行に関しては厳しく注視していくことを申し上げまして、
意見を終わります。
以上です。
中村区議からHPのアドレスを
といわれたので載せておきます。
http://ko-taro-nakamura.net/
ぜひお立ち寄りください!