本日は一般質問でした。
三回に分けて掲載します。
一回目は新型インフルエンザ対策です。
まず新型インフルエンザ対策について質問いたします。
代表質問でも多くの会派が取り上げ、今年、最も大きな問題になっており、
この秋、冬、より大きな問題になる可能性がある新型インフルエンザに関して
質問していきたいと思います。
まず、現状の新型インフルエンザの発生状況についてお伺いしてまいります。
我が会派の代表質問でもふれましたが、国の流行宣言までHPがとまっていたように情報量が他区に比べると少ないように感じます。昨日も基礎疾患の無い方の死亡事例、学級・学年閉鎖数が前週に比べ3倍になったことなど、毎日のように報道が飛び交い刻一刻と状況が変化している現状をどのように捕らえ総括しているのかお答えください。
次に新型インフルエンザ対策実践計画について質問します。
今回策定された新型インフルエンザ対策計画には、
今後の想定すべき強毒性のインフルエンザに対して大きな進展であり評価いたしますが、
細部をできる限り急いでつめていくことが求められます。
今回の対策計画で最も重要な項目のひとつは事業優先区分であると思います。
優先区分を図に表しわかりやすく説明している点は評価できるが、
Bと呼ばれる中断、中止する項目の明確化、
部署別の事業優先区分の策定を進めることが急務です。
また、A3の一部、Bの項目の人員から組織そのものを対策事務局などの重要な部署の
特A区分への移動するような円滑で明確な事業優先区分をできるかぎり急いで
策定することを強く要望したいと思いますが区の見解はいかがでしょうか?
事業者に対する指導を進めていくことも重要です。
今回の対策計画の事業者の備えの項目はわかりやすく大変評価できると思います。
しかし、このあと防災対策の質問でも触れますが、
この内容をいかに事業者理解してもらうかが重要です。
どのように進めていくのでしょうか?
また、抗インフルエンザ薬に関しては備蓄をすることはなく、
「基本的に国・都が備蓄した抗インフルエンザ薬が市場へ供給される」
とだけ書いてありますが、都からどういったルートで出回るのか、
都の備蓄分に関して優先順位はあるのか、
他自治体と話し合いはしているのかお聞かせください。
次に新型インフルエンザの訓練について質問いたしますが、
先日の福祉保健常任委員会において、
副区長は新型インフルエンザの訓練予定はないと考えを示していました。
確かにここ数ヶ月の保健所は区民が不安にならないように必死に対応しており
人手が足りないのはよくわかっておりますが、
それと訓練を予定しないというのはイコールでは結ばれません。
私はこの新型インフルエンザ対策に関して
組織をしっかりと作るべきだと再三にわたって述べさせていただいてきました。
危機管理や総務が受け持つ部分を明確化し
しっかりと対応する様な組織にしておけば状況は変わっていたかもしれません。
強毒性の時だけ組織を変え、
副区長がおっしゃった
「訓練はしない」
「ぶっつけ本番で行う」
という発言に不安を感じますがいかがでしょうか?
最後に現在進行形の対策についてお伺いします
弱毒性、強毒性にかかわらず消毒液をおくことは有効であります。
この質問を準備しているときにはほとんどの庁舎に消毒液がない状態でしたが
この2週間の間に進み現在はほとんどの窓口においてあるようですので、
各出張所や施設にも行き届いているのか質問します。
また庁舎内で職員に集団発生した場合や
一部の部署に被害が集中した場合などの対策があるのか、
また本人でなくとも家族が罹患した場合、
民間企業では報告義務、マスクの着用の強制、体温チェック、
自発的なアクションを義務付けるところなどが目立ってまいりましたが
どのように対処しているかお聞かせ下さい。