本日は午前中に
企画総務委員会を傍聴でお昼を迎えています。
それでは一般質問の第3弾です。
最後に世田谷の観光施策について質問いたします。
先日、大田区へ観光の取り組みを視察に行ってまいりました。
そこでは民間から観光のスペシャリストを課長として向かえ観光課をたちあげていました。
どのような行政区にも観光資源があり、観光に関する潜在的な力を持った地域が数多くあります。
残念ながら今現在の世田谷区には観光と名のつく部署がありません。産業振興公社にも観光だけを扱う部署はありません。まずはこの観光と名のつく組織をつくることを提案したいと思いますが区のお考えをお聞かせください。
さらに世田谷の観光施策は今後、区全体をひとつとして捉えるのではなく地域ごとに区切って考えていく必要があると思います。
世田谷をブランド化するのではなく地域をひとつひとつブランドとしてデザインしていくことが必要だと考えます。世田谷区という大きな枠で観光を考えても大きすぎて統一感をデザインすることができにくいと考えますこれは世田谷というブランドが観光ブランドとして育っていない現状を見ても明らかではないでしょうか。
たとえば、世田谷公園や池尻物つくり学校などを中心とした三宿ブランド、多摩川を中心とした多摩川ブランド、などその地域ごとに区切り地域をデザインしていく、その地域のイメージカラーを考えたり、その地域が舞台になった小説やドラマを取り入れたり、大衆受けからマニア向けの要素を地域でデザインすることにより世田谷の新たな魅力を発信できるのではないでしょうか。だからこそ一つ目の質問が大事になってくるのです。観光と名のつく組織が観光のことだけを考えればさらなる世田谷の魅力を引き出せると思われます。
この地域のブランドをデザインすることについて区の考え方をお聞かせください。