さて
文教委員会後編です。
昨日分の資料を見ながら報告していくと、
まず、
報告事項の(2)のノロウィルスの問題は
世田谷区立の小学校で発生したもので
原因不明という大変不可解な事故でした。
原因のひとつが給食(バイキング給食を食べた多くの児童が発症しているから)
という可能性があったのですが、
本来、給食は2週間保存しなければいけないものを
今回に限って保存していなかったということ。
はっきり言って相当怪しいと思っています。
真実はわかりませんが、
なぜ普通の給食よりもこういったリスクが高いバイキングであるにもかかわらず
今回に限って保存しなかったのでしょうか?
大変に疑問です。
真実は永遠に闇のなかです。
そして今回の委員会で最も問題となった報告事項(3)の
平成20年度中学校給食費会計における支出超過に関してというところです。
新聞でも大きく報道されました。
以下
ニュース抜粋
東京都世田谷区教委は23日、平成20年度の中学校給食費会計で経理ミスがあり、不足した食材購入費約1600万円を一般会計の経費から流用したと発表した。区教委によると、昨年4月、給食費会計事務を扱う学校健康推進課職員が年間収入見込みを誤って13カ月分の金額を算出。上司もミスに気付かなかった。さらに、昨年は世界的な食糧費の高騰に対応するため、食材費を工夫する必要があったにもかかわらず、同課は誤った見込みに基づき「余裕があるから大丈夫」と、調理場に一切指示を行わず、前年度と同じ水準の献立を提供し続けた。年度末の3月24日になって収支に1600万円の赤字が出ることが判明、同課は別の経費を流用して業者に支払った。同課は「流用は制度上問題ないことだが、チェック体制に不備があり、再発防止策を早急にまとめる」としている。
以上
委員会の中で藤井まなとしては
システムを変えていく必要があるといわせていただきました。
平均280円で一食つくらなければいけないのですが、
その平均値が1年平均なのです。
これを一ヶ月平均くらいに変えていかなければミスに気がつくのが
遅くなれば遅くなるほど金額が多くなっていきます。
システムを変えるべきではないのかという質疑に
月報があるのできちんと見ていくから大丈夫だという答えでした。
しかしこの月報を1年間見続けて(見たことを証明するハンコがきちんと押されていた)
気がつかないのですからシステムを変えるしかありません。
また同じ会派の風間議員からは
上の記事を見てもわかるとおり24日に発覚したのですが
教育次長に報告がきたのが30日だという事実について質疑しました。
たしかにこんなに長く報告が遅れた理由がまったくわかりません。
これは組織の仕組みを変える必要があるのではないでしょうか。
また
大田区の児童の情報をデータ保存媒体にいれて(この行為自体も禁止)
紛失した問題で、
世田谷区では起こっているのかという質問をいたしました。
昨年、一件起こっているとのこと。
児童の読書感想文だということでしたが、
こういったことをしっかり報告していただきたいと強く感じました。