さて
本日登壇した一般質問に関して
三回シリーズで連載していきます。
まず
一つ目の質問は
定額給付金に関して質問しました。
無論、民主党所属議員ですから、定額給付金には反対です。
ただ地方議員としては
他の自治体との関係もありますし、
いろいろ考えなければなりません。
今回の質問はもし、定額給付金が下りたならば
地方自治体としてなにができるかという観点から提言させていただきました。
昨年の4月にふるさと納税という制度ができました。
このふるさと納税を使い、(納税と名前は書いてありますが実質的には寄付です。)
寄付を集め、区に基金をつくり、この基金で
区が行うプレミアム商品券(商品券にプレミアがついたものです)
を購入し低所得者の方々に分配する
という提言です。
こうすればもし高額所得者や定額給付金が要らないという方の
区の受け皿になり、
低所得者は定額給付金プラス商品券をもらえます。
この商品券は世田谷区限定ですから、
世田谷区の商店の方にもメリットがあるわけです。
今回、なぜこのような回りくどい寄付などを提言したかといえば、
今後、地方分権を進めていくべきだと考える藤井まなにとっては
今回の定額給付金は本当に地方を無視したものであるという怒りからです。
このまま地方が中央政府にいいなりになり
地方としてのプライドもなくただ執行していくことが
地方行政のためになるのか、
大いに疑問です。
べつに地方行政は中央政府の奴隷ではありません。
その地方にあった政策を考えるべきで国で一律で政策を行うことは大変
ナンセンスであると思います。
今後は地方がしっかりと一番身近な存在として政策を考えなければならない時代
にしていかなければならないと思います。
渋谷区と世田谷区で生活が違えば、
世田谷区と沖縄でも生活は違うのです。
大きなテーマです。
今後も述べていきたいと思います。
以上のような理由から今回の一般質問のひとつめの質問は定額給付金に関して行いました。
明日は総合学習の質問について書きます。