本日は定例会最終日。
第二次補正予算など
各議案が本会議にかけられました。
以下がその結果です。



三枚目の議員提出議案11号及び12号以外は賛成多数で可決されました。
この議員提出議案11号と12号というのは、
11号が我が会派、民主党・無所属連合を中心に提出した
「定額給付金制度に関する意見書」であり、
内容をわかりやすく言えば
今、国で行おうとしている定額給付金、
もし実行するならば(当然実行してほしいとは思いませんが)
地方に所得制限などを丸投げするな、
住所不定者はどうするのか、
個人情報保護対策はどうするのか、
振込み詐欺対策はどうすのか、など
地方に負担をかけるなという内容です。
一方、12号は自民党、公明党が中心に提出した
定額給付金の実施を求める意見書です。
どちらも過半数を得ることがなく
(世田谷区議会では自民党公明党だけでは過半数を持っていません)
両方とも否決されました。
当然、考え方の違いは皆様もご存知の通りでこのような結果になったのですが、
ただ、区議会の民主党も自民党も公明党も
地方に丸投げして負担をかけないでくれという
意見では一致しています。
これは国と地方のあり方の問題であり、
「地方分権の世の中だから地方に任せればいい」
というのは間違っています。
隣の区と自分達の区でもらえるもらえないが起きたら
大混乱です。
もちろん我が党としては
定額給付金のような形ではなくもっと違った形の景気刺激策
でなければ意味がないと思っていますが、
これは国会でしっかりと議論していただきたいものです。