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2017年 09月 20日
本日、区議会民進党会派を代表して代表質問に登壇しました。
9項目、19問、7000文字となりました。 議員個人で行う一般質問とは違い会派を代表しての質問ですので、 しっかりと原稿作りました。今日は災害対策の質問を中心に 前半の3項目を紹介します。 特に災害対策の質問のやり取りでは区内に仮設住宅が 7800戸設置が可能という答弁がありました。 逆に言えばそれ以上に自宅が損壊した場合は区外での 仮設住宅が必要となってきます。 この質問をきっかけに細かい災害協定の作成へとつなげていきたいと思います。 それでは以下3項目の本文です。 世田谷民進党を代表して質問いたします。 災害時などの危機管理分野について質問をいたします。想像を絶する自然の驚異に日本中で被害が発生しています。7月の九州北部豪雨では多くの命が失われ未だ自宅に帰れない方がおられる状況です。多くの専門家が指摘するように温暖化の影響で急激な天候の変化や規模の大きな台風が多くなってきています。より災害に対して警戒感を強めることや自らで命を守ることが求められています。マイアミに直撃した台風に対して当局が強い口調で避難を促し200万人を避難させた映像は皆さんもご覧になったことと思います。思い出すのは平成19年の多摩川が氾濫の危機にあった時、避難所を開設しましたが、実際に避難したのは数人だったと記憶しています。区は共助公助だけでなく、自助を促す強い取り組みが必要だと思いますが考え方をお聞かせください。 その、避難にあたって緊急時の放送機能が作動するかどうかが大きな問題となってきます。再度の確認作業と実際に動かしてみる訓練が必要だと思われますが区の考え方はいかがでしょうか。 また集中豪雨や首都直下型の地震が起きた場合の避難先についても質問いたします。東京都では世田谷区クラスの自治体では数万単位の避難者がでる可能性があると試算しています。半壊全壊など区民が自宅に住むことができないことなどが想定されます。避難所での長期の生活は様々な弊害が報告されており、仮設住宅が必要になってまいります。まずお伺いいたします。世田谷区においてはどれくらいの仮設住宅が配置可能なのでしょうか。 区内で受け入れが不可能なほどの避難者が出る場合も予想されます。その場合には被害の無い自治体、災害協定を結んでいる自治体でどれほどの仮設住宅が用意できるのでしょうか。現在の災害協定書にはどこを見てもそういった記載がないように見受けられます。区はどのように考えているのかお聞かせください。 2、 三軒茶屋における公共施設整備の検討状況について質問致します。先の委員会において検討状況が報告されました。不透明な点や疑問点が散見されます。コストにかんしても数字がでてきたものの、各委員会での質疑を聞いてみると変動する可能性があるという点、就労機能を集めよりマッチングが機能的になるという説明ですが利用者の多いハローワーク端末の場などは面積が変わりません。将来的には本物のハローワークと同じ機能を備えてほしいと願う側にとっては未来が明るいとは言えないように映ります。サブリースという新規事業も不透明な部分が大きいように見えます。 そもそも総合支所移転ということが本来目指していた流れだと思いますが、現段階で総合支所機能には程遠い施設だと言わざるをえません。新たしいビジネスと区は主張しますが、新しいビジネスを重視して窓口機能を軽視することには賛成できません。我が会派は総合支所機能が難しいならば最低限子ども関係、福祉関係の窓口を設置するのが筋ではないかと主張してきました。計画を変更すべきではないでしょうか。区の考え方をお伺いいたします。現在の不透明で中途半端な計画では賛成することはできません。33、 公共施設利用にかんする取り組みについて質問いたします。先ほどの三軒茶屋施設と同じく各委員会で施設利用料見直しについての報告がありました。平成26年4月に消費税が8%に増税されたときにコスト削減を図り増税前と同額の使用料設定にしてきましたが、大幅な歳入の伸びが見込めない、公共施設の更新需要、適正な区民負担という理由で適正な利用者負担率となるよう見直しを行うと報告されました。区民の皆様にもわかりやすく端的に表すなら、「区民の利用できるすべての公共施設利用料の値上げ宣言」です。 確かに環境の変化に応じて利用料の見直しの必要性が発生するケースもあります。しかし、委員会報告の中で他区との料金比較表をつけ、他区よりも世田谷区はこんなに安い、だから値上げも許されるというような論拠が示されましたが、他区と比べて安いから高くするという大義名分は成り立ちません。利用料があがることによって利用率が下がるような値上げは避けなければなりませんし、高齢者や障碍者などの負担増につながるようなことがあってはなりません、丁寧な説明が必要であると考えます。区の考え方をお伺いいたします。 施設利用の中身についての改革も行わなければならないのではないでしょうか。多くの方から使いたい施設が使えないという声を頂きます。制度設計をもっと細かく平等に行わなければなりません。団体区分け、優先枠、減免措置をなど偏りがない形で新しくする必要があるのではないでしょうか。地域活性化団体、公益性の高い団体、など配慮をもって貸し出せるよう取り組むことが必要と考えますが区はどのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。 また、ビジネス目的行っている団体があるというような苦情を区民の方から聞きます。事前にお金を払い込んで当日にお金のやり取りをしないなど施設管理者がわかりにくいような巧妙な手口もあるようです。社会通念上許容されないお金の徴収などは許されないと書かれてはいますが具体的な事例の提示もあってよいかと思います。どちらにしても厳しく対応する必要があるのではないいでしょうか。区の考え方をお伺いいたします。
by mana_fujii
| 2017-09-20 22:22
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